NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第9回「決戦前夜」

騙され過ぎの広常様、騙し過ぎの義村様、流され過ぎの重忠様、危な過ぎの義経様、表裏あり過ぎの頼朝様、そして…怪人物たちに振り回され過ぎの義時様。面白くなってまいりました。いや最初っから面白かったんですけどね~♪

伊東館に立てこもる祐親様、娘の八重様を道連れにして死ぬ覚悟とお見受けします。そこへ佐殿の命を受けた和田義盛様と畠山重忠様が攻め込む構え。二人を競わせる差配の頼朝様、お主も悪よのう~♪
祐親様と八重様を何とか助けようと急行する北条義時様と三浦義村様。ちゃ~ちゃっちゃちゃ~ちゃっちゃちゃ~♪

 義時様たちの方が早く着きまして、祐親様に降伏を勧めております。祐親様はお二人の母方の祖父でもあり~。んでも頑として聞き入れぬ祐親様です。
 八重様を殺せと命じられた夫の江間次郎様。でも八重様を心底思う次郎様は妻の命を助けて逃がそうとします。滂沱の涙。これが男の真心なんだよ!見せ場!って事は…おお!アサシン善児が再登場!誰か死ぬで!あっという間に次郎さんが死んじゃった!ゴミでも始末するように何の思い入れもなくあっさりと片づけちゃう…腕は確かな仕事人よのう。
 次は八重様が…ってな所に甘いマスクの義村様が行き会わせて斬りかかった!真っ向から勝負したんじゃあ分が悪い善児は逃げていきました。
 お互い刀を抜いて拮抗する祐親×義時の間に八重様が乱入です!酷い父でも父は父?でも鬼親の祐親様は八重様に刃を向けたよ!八重様を守る義時様、追手を止めるのは義村様。扉を閉めて立ちはだかって、あんな祖父さんでも俺の身内なんだ!カッコええな義村様!
 祐親様に手傷を負わせて動きを止め、一転手をついて祐親様に願う義時様。八重さんは守るから佐殿には渡さないからと約束すれば、さすがの鬼も矛を治めまして候。佐殿の所に戻る気はありませんという八重様…期待すんなよ義時様~♪

 事は落着いたしまして、さて祐親様へのお裁きは?頼朝様は断固命を奪うお考えです。そりゃあ自分の子供を殺されちゃったらそう思うよねえ。血のつながる北条姉弟は祐親様の助命嘆願。幼き日に遊んでくれた…竹馬をあんなに一所懸命やる大人はいませんって…何が言いたいのよ!とやこうやありまして、頼朝様が譲歩されて、祐親様の身は三浦に預けるという御処分です。よき孫たちに恵まれましたなあ…。義時様たちの真心に触れて、この鬼ジジイも流石にこたえたんでないかなあ?
 八重様も三浦で預かるというのを、当の八重様がお断り?差し出した手のやり場に困る義村様にちょいと笑いましたわ~。八重様曰く、頼朝様のそばで大願成就を見届けたいから侍女として御所において欲しいとのお願いであります。相変わらず頼朝様への愛情に変わりなく、少々気落ちする態の義時様なのであります。
 八重様を侍女にすると言われた政子様、怒ってるわ!間に立って困りまくる義時様に実衣様が助け舟…近くに置いて見張った方が心配ないって。姉上の懐の深さを見せつける良い機会…私そんな懐の深さは持ってませんから!姉弟の喧嘩が気持ちいいなあ。んでもまだ烈火のごとく怒ってはる姉上ですが、八重様ご本人と直談判で真意をただし、ようよう事が収まりまして候。まあでも、厄介な姉上だなあ…。

 平維盛様、清盛様のお孫さんですね。維盛様が総大将となって追討軍が攻めてまいります。その数五万とも七万とも…五万とおるでお父さん。駿河までやってきた所に信義様が単独で迎え撃つ構えですって。甲斐から連れだしたら、そのまま駿河へ行っちまいましたと報告する時政様。
 先週ワタクシてっきり中山道かと勘違いしておりましたが、こっちから攻めてきたんでしたわ!それでもやはり先に信義様が迎え撃つわけか。一緒に行こうと約束していた頼朝様はオカンムリ!なんでって、こっちから呼んだのに、立場が逆転して、信義様が待っている所に駆け付けるんじゃこっちが下になっちゃうじゃん!プライド魔人の頼朝様だから余計に怒る!報告して叱られる時政様はお気の毒です。
 ワシの舅でなかったら時政、とっくに放り出しておるわと言い放って、後で後悔している頼朝様。坂東武者の鎹になるのはあの男しかおらん、しっかりして欲しいのじゃと宣う頼朝様。んだけどほら、北条時政様は故・宗時様ほど頼朝様命じゃあなかったですし、こんな扱いしてたら臍曲げちゃうかも~。

 時政様が帰って来て久しぶりにメンバーが揃った北条家…宗時様がいなくなったのが寂しい。その代わりと言っちゃああれですけど、宗時様が命を賭して取りに向かった、頼朝様の観音像!大事な持仏を頼朝様が北条家に下されましたようです。
 言い過ぎたと佐殿が言ってましたと癒す義時様。父上は気にしちゃあいねえよと健気に答えておりますが…これもフラグなんですよねええ。出陣じゃああ!頼朝様が動き出しました。
 りく様はご懐妊?やるなあ(ゴクリ)。全成様が件の観音様にご介入。観音様をそんな所に置いてはいけませんとおお~♪そんな所に九郎義経様が鎌倉にご到着!鐘楼に抱き着いてだだをこねてる義経様♪佐殿は黄瀬川に向かわれたと知らされるや、さらに馳せ参ずる義経様ご一行!

 黄瀬川までやって来た頼朝軍。平家方は富士川に進軍です。やがて頼朝様と信義様がご対面。お互いに覇を競って牽制しながら、表向き友好に振舞っているのが白々しい。しらじらしさでは信義様の方が勝っているかもなああ。
 出陣は明後日、とりあえず今夜は飲もうという話になり、信義様はご配下の出席を断って、頼朝様だけをお誘いしてます。まさか暗殺?いやいや、敵を前に内輪もめしている場合じゃないし、大丈夫でしょうけどねえ。頼朝様と盛長様に続いて義時様が従おうとすると…お前の分はないよ!あえなく追い返す信義様なのでありました。

 んだけど収まらないのは頼朝様配下の坂東武者の皆さんです。なんで俺たちが呼ばれないのか?誰か文句言ってこいやって流れで、白羽の矢が当たるのは時政様ですよ!これまで信義様の所で交渉役だったんだもんね?適役なんだけど大丈夫かなあ。
 時政様が信義様の陣に入るや否や、北条殿も景気付けに一杯!などと言われておだてられ、ちょいと一杯のつもりで飲んで…。さっきのお気の毒は撤回します!何やってんだよ父上!飲みまくってんじゃんよ!自分が飲み込まれてどうすんだよ!義澄様も激おこだよ!
 宴会が終わりまして、陣へと帰る頼朝様と時政様。こちらが寝静まった深夜の事、お隣の信義軍が動きました。出し抜いて単独行動だ!
 安達盛長様が頼朝様を起こして報告すると、一瞬驚いて起き上がった頼朝様ですが…武田は功を焦っておる、つられて動いても混乱するだけだと冷静さを取り戻した頼朝様。ここら辺はやっぱり将軍の器なのかもなあ。
 信義様に直談判で抗議する義時様。話が違うって。信義様曰く、武田だけで追討軍を追い返す!お主たちが来てくれたおかげで奴らはひるんでいるからって、すでに目代の首級も挙げているって、全てはワシの目論見通り、頼朝を出し抜いてやったわと不敵に笑う信義様なのでありました。

 先程の時政様のテイタラクに腹を立てた義澄様は、友を川辺に呼び立てて叱り飛ば~す!四郎時政、頼むからもう少しちゃんとしてくれ!ここに義時様が信義様の抜け駆けを報告!しょげまくる時政様。
 さすがに反省した時政様、義澄、俺のほっぺたを思いっきりぶんなぐってくれ!年甲斐もなく青春ドラマを始めちゃったよ!
 とことん怒っている義澄様は情け容赦も手加減もなく、思いっきり張り飛ばす!自分で殴れと言っといたのに殴られて怒る時政様は、義澄さまにやり返す!川の中に突き飛ばされる義澄様。それで馬たちがおびえて騒ぎ、その流れで一斉に飛び立つ水鳥…まさかこれがあれか?アレなのか?
 追討軍が浮足立ってるで!維盛様も当惑してる!どうした?まさか…頼朝?と歯噛みする信義様。功を取られたか?

 朝になって頼朝様に報告する盛長様。敵は水鳥の羽音を襲来と勘違いして総崩れです!今こそ攻め時!武田に先を越されるなと大音声の頼朝様!ホントにあれがアレでした♪にしてもやっぱり運の良さがこってり大盛天下一品ですな!

 追討軍が逃げ出しまして、それを追って京まで攻め上ろうとする頼朝様。ですが坂東武者の衆は乗り気薄。そりゃそうだわ、追い返してお終いだと計算してたんだもの!兵糧が足りないし、自分の領地が心配だもんね。領地を守ろうとしていただけで平家を倒すのは二の次だと~。
 不測の事態に、戦というものは女と一緒でどうなるか分からないのが面白いと不敵に言い放つ義村様。お前も坂東が大事なら考えろ、みんなにいい顔をして安請け合いをしてるばかりじゃないかと義時様の痛いところを突く義村様です。
 広常様をおだてて、あなたが総大将となって京へ!と誘う義時様ですが、ご領地への北からの侵略が心配で上総に帰らない訳にはいかないと、ごもっともな言い分で断る広常様でありました。意外と常識人なんだなあ…。

 皆の気持ちを理解した北条親子は頼朝様にご理解くださいと頭を下げますが、頼朝様はやすやすと応じてはくれません。
 一日も早く清盛の首を刎ねたいのだと仰る頼朝様。ここで時政様が貫録を見せて頼朝様を諫めます。坂東武者にとって何より大事なのは所領と一族です、それを守るためなら死に物狂いで戦うのです、戦で命を張るのはワシらなんだ!と~。
 頼朝様はすこしはっとしたお顔です。時政よう言うたのう、致し方ない鎌倉へ帰ろうと矛を収めてくださいました。小四郎お前はワシと坂東とどちらを取るのかと悲痛なお顔で問いかける頼朝様。義時様固まった♪嘘の付けないご仁ですな!
 とどのつまりはワシは一人。そうです、戦場に頼朝様のお身内は一人もおりません。側近の安達盛長様は別として、頼朝様の為に命をかけてくれるものはなく~。こんな心細い状況でここまでやって来れただけでも奇跡ですけどね…。

 頼朝様がブルーになってるところにやって来たのはあの若者です!源九郎義経様!先週はやることなす事常識はずれで道徳のかけらもない狂乱の奇行子だった御曹司。今日は会わずにいようという頼朝様のご判断も厭わず、なりふり構わず駆け込んできたよ義経様~!
 御曹司曰く、兄上のためこの命捧げます!思い込んだらまっすぐな感じがよく伝わります。泣くなよ御曹司!ああ~兄上だああ~~~わあああ~~。そのためにはどんな犠牲もいとわないって気持ちは本当でしょうねえ。こんなバカな弟に一途に迫られたら魂震えるわ!
 水を差して悪いけどその証は?と介入する義時様!顔顔!顔がそっくりと言い募る義経様ですけど、誰がどっからどう見たって似ても似つかないご両人じゃんよ!笑わせんなよ!
 ならばと義経様が差し出す書状は藤原秀衡様から頼朝様への…ああこりゃ本物だわ~。兄上と共に必ずや父上の敵を討ちとうございます!ようやく信じる気持ちになった兄・頼朝様。兄上の為にこの命捧げますという弟の真心よ!心細さに沈んでいた頼朝様は思いもかけない身内の情に絆されて、固く抱き合って号泣!超号泣!Z~っ!

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック