NHK大河ドラマ「西郷どん」第45回「西郷立つ」
先週私学校まで進んじゃったって事は、台湾征討はスルーですかね?従道どんが確か率いてらしたかと思うんですけど…とか言ってるうちにもう師走!西郷どんも後数回!西郷どん隆盛様の悲痛なご最期も近くなってまいりましたなああ~。
明治八年。西郷どんの私学校は大盛況。鹿児島だけにとどまらずあっちこちから入学志願!生徒数二千を超えた?これは一大勢力ですわ~。剣術や砲術まで教えてたんですもの、中央特に内務卿の大久保どんにとって怖い存在となってしまいましたねえ。
新入生を案内する村田どん。西郷どんは畑仕事じゃ!すっかり太りましたなああ。役者って大変!
西郷どんの懐の深さから慕ってやって来た庄内生まれのものもアリ。そういう描写が不足気味だったから少々取って着いた感はございますけどねええ。伴様、榊原様、庄内藩を寛大に許してくれた西郷先生の大恩をしたってやって来た仲間でもす!
と、ここで、中原!戊辰の戦以来やないかと声がかかりました。生徒の方が新入り陣の中に昔なじみを見出したんですな。一度東京で官吏の職を得ておりながら、明治政府に三下り半で故郷に帰ってくるものも後を絶たず。
みんなよろしくなぁ~と迎える西郷どん。もの凄く幸せで満ち足りた感じの笑顔でございます。すぐ後に来るアレとの落差が胸に迫ります。
西郷どんは菊次郎クンと一緒に、開墾できそうな土地を探す旅と温泉の日々。父にとって最高の日々だったのかも…てんてっけてんの~せっごど~~ん!
大島から菊草ちゃんがやって来ました!菊次郎クンのご兄妹。よろしくのうと大喜びの西郷どんも幸せ三昧~。
明治の代になってから弱り目に祟り目でひどい目にあってきた士族たちの不平不満は爆発寸前!ムッシュムラムラ!ってなところで、明治政府が打ち出した左門方策は、廃刀令!明治九年発布!刀を所持しても良いが腰に差すことはまかりならん!要するに実質上の刀狩りですわ~。
刀と言ったら武士の魂!捨てる事などできもはん!…とは言え、ここで反抗したら西郷先生にご迷惑が掛かるのだと、自ら一番に刀を外したのは桐野どんだ。私学校の為じゃ~!その潔い心がけはご立派でした。
だがしかし!政府はさらに士族を叩く!今度は禄が廃止!政府の財政が苦しいのは分かりますけど、これじゃあまるで反乱を起こせとばかりなご仕打ち。一蔵どんは反乱の芽を摘むと言っておいて、実は反乱させて潰してやろうとお考えなのでしょうか~?
案の定の矢吹ジョー!佐賀の乱に続く反乱が各地で起こりました。熊本の神風連の乱!福岡の秋月の乱!そして山口の萩の乱!でしたよねえ、確か~。
西郷家では、情勢を憂える雪蓬どん…いやしかしここで熊本から文が来たと西郷どんに出動要請!ってのはこれ、熊本から応援依頼が齎されまして呼応しようとするもの多数あり。陸軍出身の方もいらっしゃいましたから血沸き肉踊ってますか。皆が興奮して収まりきらなくなりそうな雰囲気。
ここで西郷どんご介入!おはんらはまだこげなコツをしちょったとか!皆をひとまとめに叱り飛ばされました。おはんらが立つことは断じてならん!
篠原どんが口答え、政府は私学校に密偵を忍び込ませてますって。熊本では密偵の暗躍によって反乱軍が潰されたんだとか。という流れで疑いのナマコを差し向けられるのは…庄内出身の伴様、榊原様、さっきの新入生の中にいましたね。おハンらは戊辰の戦じゃあ…敵じゃったな…一触即発の嫌~な雰囲気。
ンだがそこで西郷どんの太陽属性が二倍にアップよ!にっこにこして仰る!密偵がいて何か困るこつがあっか?そりゃそうだ、反乱するつもりがなければ、私学校で鍛錬する様子をいくら見られても無問題でした!すっかり西郷どんに説得されちゃって熱くなった皆の頭はクールダウン。事なきを得まして候~。
私学校は非常に緊張した事態であると、そういう情報はすぐに中央の大久保どんの所にもたらされるのです。ハンランノケハイアリ…新設の電信の力で!情報化つまり中央集権~。
そして西郷どん弟の従道どんが心配するのは鹿児島への仕置きのあり様。兄さぁなら必ず押さえこんでくれモス!んだけど川路どんが返して曰く、裏を返せば吉之助さぁの覚悟ひとつで日本中の士族を奮い立たすこともできるという事だ!西郷どんご自身が反乱すると思っているのでしょうか一蔵どん。
暴発があれば西郷どんに死んでもらわなければならない…えええっ?そいも一蔵さぁのご命令ですかと食い下がる従道どん。もう下がってよいと追い払う一蔵どんでした~。
後でそっと従道どんに、大久保様は西郷先生を潰すつもりではないと慰めの言葉をかけるのは川路どんですね。だが運命は皮肉で過酷なものになっちゃうんですよねええ~。吉之助さぁ立つなぁ~立たんでくいもい…と独り言の一蔵どん。すっかり孤独の陰が漂ってまいりましたねええ。
鹿児島では中原様が諜報活動を展開。これもすべて薩摩を守るためだと協力者を募るところを…すっかり目撃されて強制連行で、殺せ~!ないごてじゃ!ないごてなんじゃと、修羅場が展開している私学校。手の甲に刀痛いわこれは~~!
つかの間の平和で、温泉で寛いでいる西郷どんの所に、血相変えて小兵衛どんがやって来ました。私学校のもんたちが政府の連中を襲いおった!しもた!と慌てる西郷どんですが、時すでに遅し~。後戻りできない状況ですわ~。
大久保卿は、来るべき事態に備えよと冷たい対応。いいんすか!それでいいんすか!一蔵どん~~!
西郷どんが現場に駆けつけますと、臨戦態勢の生徒たち。刀を持って、そして変わり果てた中原どんの姿が吊るされてます!拷問されたって?これつまり…先生!大久保が送り込んだ密偵でごわす!
桐野どんは例の一件の後でもずっと密偵の探索をしてたらしく、すっかり痛めつけてゲロさせてしまったのでありました。おハンらは何ちゅうコツをしでかしたとじゃ!と、生徒たちをぶん殴って叱りつける西郷どん。もはや国賊だぞって~。
んだが本日は引き下がらない桐野どん。お言葉ですが、先生は分かってない!こいが大久保の本心です!と刺し出す紙に書かれた一条。「ボウズヲシサツセヨ」。ボウズってのは髪を短くされた西郷どんの事だそうで。
「シサツ」ってのを「刺殺」と読んじゃったんでしょうけど、普通に考えてこれは「視察」の事だったんじゃないかにゃああ…という画面のこちらの当惑を蹴り飛ばして進む大河のドラマなり。
中原、シサツちゅうのはほんに刺し殺せっちゅうこっかと問う西郷どんに対して、承諾の頷きを返す中原どん。拷問の後の悲惨な姿の血まみれでございます。
自分たちは、ここから新しい日本を作ろうと言う先生の夢を信じて歯をくいしばって耐えてきました。でもその先生を大久保は殺そうとした!あんまりだ!大久保の作ろうとしている日本に自分たち士族の居場所はないんだと悔し涙の桐野どん。
幼い頃のボロボロで某っこ振り回していた姿が思い浮かぶわ桐野どん。西郷どんもさすがにここまで来ちゃうと涙涙で考えこんじゃった。そしてついに!
分かったぁ、と答える西郷どん!心情に駆られた覚悟の程が良く分かりました!これは涙出るわ~。だけどこれ、運命の分かれ道を曲がっちゃった!東京へ行って、全国の士族の思い、新しい世を見ずに死んでいった者たちの思いを抱いて、政府を問いただす!そして必ずみんなで薩摩に帰ってくっとじゃ!これつまり、反乱するのが目的ではなく、政府と話し合いに行くつもりだった西郷どんです。
だが生徒たちが呼応する声は力強く、やっぱり反乱して戦うぞっていう意気込みに見えますよねえ~。
久しぶりに斉彬様の短刀を持ち出す西郷どん。そしてお習字「敬天愛人」!天を敬い人を愛す!そして家人に対して、また東京に行かねばならぬと告げる西郷どん。菊次郎どんは自分も連れて行ってくれと懇願です。
糸どんはモチのロンで大反対。愛加那さんから預かったのだから!戦になるかも知れんがそれでも行くかと念を押す父・西郷どん。いきます!自分の道は自分で決める、父上から教わった事です!と答える菊次郎どんはすでに若武者。母・糸どんの反対を押し切って西郷どん曰く、男が決めた事じゃ口を挟むな、と~。
深夜の夫婦のご相談。菊次郎は生きて帰すと言う西郷どん。踏みとどまることは出来ないかと問う糸どん。…できん。旦那さぁは何時かおっしゃいました。新か国を見せてくれるち。じゃっどんまだ見せてもらってありません。菊次郎や私たちに必ず新しい国を見せてくれるのですか、と。西郷どんは答える言葉を持ちませんでした。事態は深刻だったんだな~。
鹿児島県令の大山どんと計画を立てる西郷どん&私学校の面々。戦の為に上京するのではないことを示すため「政府に尋問の筋これあり」という文書を政府や各県にあらかじめ送付しておく。よおおし!こいはおいから!と請け合う大山どん、この人もイイ男だよなああ~。
いよいよ西郷どんの旅立ちです。今日だけはと禁じて来たお酒を酌み交わす西郷どんと雪蓬どんでございます。例の文書により西郷が立つのが知れ渡り、熊本も宮崎も大分も西郷どんに呼応して士族が集結しているとか。どんどん広がる反乱の輪!みたいな成り行きは西郷どんの望む所ではございませんのでしたけど、こうなるともう止まりませんねえ。
そして久々御登場の桂久武様まで駆けつけちゃった!弓持って参陣しちゃってもうこれ、ほんっと、戦じゃないですか~。
海江田どんは久光様からの御伝令。ワシは見送りなどせん~ワシに目通りしたかったら必ず帰って来い~~と物まねで伝えてくれた海江田どん。今や心の友ですか、国父・久光様。さいごまでツンデレか~い!!
愛犬二匹を引き連れて、奥様・糸どんに別れの言葉の西郷どん。軍服姿ですわ。かっこいい!菊次郎どんも宗介どんも、そして熊吉さんまで同行するんかい!命に代えても?いやいや、あなたまで無理しなくてもいいのに~~。
糸、留守を頼んだど!ご武運をお祈りしちょいもすと返す糸どん。いやほら、西郷どんは政府を問いただすためだって…もうでも戦の構えですよ糸どんは。島唄で送る菊草ちゃん!母上が乗り移った感じですわ~
こうして父西郷隆盛は明治政府の政を問いただすため出発したのです。浮足立つ中央の面々!ないごてじゃ吉之助さぁと怒る一蔵どん。おいが行く!おいが吉之助さぁに会いに行く!と、岩倉様の止め立てを足蹴にする勢いの大久保卿の一蔵どんですが…
今宵はここらで良かろうかい。…いえいえ、全然良かないですけど、残念ながら今週はここまでですねええ~。
明治八年。西郷どんの私学校は大盛況。鹿児島だけにとどまらずあっちこちから入学志願!生徒数二千を超えた?これは一大勢力ですわ~。剣術や砲術まで教えてたんですもの、中央特に内務卿の大久保どんにとって怖い存在となってしまいましたねえ。
新入生を案内する村田どん。西郷どんは畑仕事じゃ!すっかり太りましたなああ。役者って大変!
西郷どんの懐の深さから慕ってやって来た庄内生まれのものもアリ。そういう描写が不足気味だったから少々取って着いた感はございますけどねええ。伴様、榊原様、庄内藩を寛大に許してくれた西郷先生の大恩をしたってやって来た仲間でもす!
と、ここで、中原!戊辰の戦以来やないかと声がかかりました。生徒の方が新入り陣の中に昔なじみを見出したんですな。一度東京で官吏の職を得ておりながら、明治政府に三下り半で故郷に帰ってくるものも後を絶たず。
みんなよろしくなぁ~と迎える西郷どん。もの凄く幸せで満ち足りた感じの笑顔でございます。すぐ後に来るアレとの落差が胸に迫ります。
西郷どんは菊次郎クンと一緒に、開墾できそうな土地を探す旅と温泉の日々。父にとって最高の日々だったのかも…てんてっけてんの~せっごど~~ん!
大島から菊草ちゃんがやって来ました!菊次郎クンのご兄妹。よろしくのうと大喜びの西郷どんも幸せ三昧~。
明治の代になってから弱り目に祟り目でひどい目にあってきた士族たちの不平不満は爆発寸前!ムッシュムラムラ!ってなところで、明治政府が打ち出した左門方策は、廃刀令!明治九年発布!刀を所持しても良いが腰に差すことはまかりならん!要するに実質上の刀狩りですわ~。
刀と言ったら武士の魂!捨てる事などできもはん!…とは言え、ここで反抗したら西郷先生にご迷惑が掛かるのだと、自ら一番に刀を外したのは桐野どんだ。私学校の為じゃ~!その潔い心がけはご立派でした。
だがしかし!政府はさらに士族を叩く!今度は禄が廃止!政府の財政が苦しいのは分かりますけど、これじゃあまるで反乱を起こせとばかりなご仕打ち。一蔵どんは反乱の芽を摘むと言っておいて、実は反乱させて潰してやろうとお考えなのでしょうか~?
案の定の矢吹ジョー!佐賀の乱に続く反乱が各地で起こりました。熊本の神風連の乱!福岡の秋月の乱!そして山口の萩の乱!でしたよねえ、確か~。
西郷家では、情勢を憂える雪蓬どん…いやしかしここで熊本から文が来たと西郷どんに出動要請!ってのはこれ、熊本から応援依頼が齎されまして呼応しようとするもの多数あり。陸軍出身の方もいらっしゃいましたから血沸き肉踊ってますか。皆が興奮して収まりきらなくなりそうな雰囲気。
ここで西郷どんご介入!おはんらはまだこげなコツをしちょったとか!皆をひとまとめに叱り飛ばされました。おはんらが立つことは断じてならん!
篠原どんが口答え、政府は私学校に密偵を忍び込ませてますって。熊本では密偵の暗躍によって反乱軍が潰されたんだとか。という流れで疑いのナマコを差し向けられるのは…庄内出身の伴様、榊原様、さっきの新入生の中にいましたね。おハンらは戊辰の戦じゃあ…敵じゃったな…一触即発の嫌~な雰囲気。
ンだがそこで西郷どんの太陽属性が二倍にアップよ!にっこにこして仰る!密偵がいて何か困るこつがあっか?そりゃそうだ、反乱するつもりがなければ、私学校で鍛錬する様子をいくら見られても無問題でした!すっかり西郷どんに説得されちゃって熱くなった皆の頭はクールダウン。事なきを得まして候~。
私学校は非常に緊張した事態であると、そういう情報はすぐに中央の大久保どんの所にもたらされるのです。ハンランノケハイアリ…新設の電信の力で!情報化つまり中央集権~。
そして西郷どん弟の従道どんが心配するのは鹿児島への仕置きのあり様。兄さぁなら必ず押さえこんでくれモス!んだけど川路どんが返して曰く、裏を返せば吉之助さぁの覚悟ひとつで日本中の士族を奮い立たすこともできるという事だ!西郷どんご自身が反乱すると思っているのでしょうか一蔵どん。
暴発があれば西郷どんに死んでもらわなければならない…えええっ?そいも一蔵さぁのご命令ですかと食い下がる従道どん。もう下がってよいと追い払う一蔵どんでした~。
後でそっと従道どんに、大久保様は西郷先生を潰すつもりではないと慰めの言葉をかけるのは川路どんですね。だが運命は皮肉で過酷なものになっちゃうんですよねええ~。吉之助さぁ立つなぁ~立たんでくいもい…と独り言の一蔵どん。すっかり孤独の陰が漂ってまいりましたねええ。
鹿児島では中原様が諜報活動を展開。これもすべて薩摩を守るためだと協力者を募るところを…すっかり目撃されて強制連行で、殺せ~!ないごてじゃ!ないごてなんじゃと、修羅場が展開している私学校。手の甲に刀痛いわこれは~~!
つかの間の平和で、温泉で寛いでいる西郷どんの所に、血相変えて小兵衛どんがやって来ました。私学校のもんたちが政府の連中を襲いおった!しもた!と慌てる西郷どんですが、時すでに遅し~。後戻りできない状況ですわ~。
大久保卿は、来るべき事態に備えよと冷たい対応。いいんすか!それでいいんすか!一蔵どん~~!
西郷どんが現場に駆けつけますと、臨戦態勢の生徒たち。刀を持って、そして変わり果てた中原どんの姿が吊るされてます!拷問されたって?これつまり…先生!大久保が送り込んだ密偵でごわす!
桐野どんは例の一件の後でもずっと密偵の探索をしてたらしく、すっかり痛めつけてゲロさせてしまったのでありました。おハンらは何ちゅうコツをしでかしたとじゃ!と、生徒たちをぶん殴って叱りつける西郷どん。もはや国賊だぞって~。
んだが本日は引き下がらない桐野どん。お言葉ですが、先生は分かってない!こいが大久保の本心です!と刺し出す紙に書かれた一条。「ボウズヲシサツセヨ」。ボウズってのは髪を短くされた西郷どんの事だそうで。
「シサツ」ってのを「刺殺」と読んじゃったんでしょうけど、普通に考えてこれは「視察」の事だったんじゃないかにゃああ…という画面のこちらの当惑を蹴り飛ばして進む大河のドラマなり。
中原、シサツちゅうのはほんに刺し殺せっちゅうこっかと問う西郷どんに対して、承諾の頷きを返す中原どん。拷問の後の悲惨な姿の血まみれでございます。
自分たちは、ここから新しい日本を作ろうと言う先生の夢を信じて歯をくいしばって耐えてきました。でもその先生を大久保は殺そうとした!あんまりだ!大久保の作ろうとしている日本に自分たち士族の居場所はないんだと悔し涙の桐野どん。
幼い頃のボロボロで某っこ振り回していた姿が思い浮かぶわ桐野どん。西郷どんもさすがにここまで来ちゃうと涙涙で考えこんじゃった。そしてついに!
分かったぁ、と答える西郷どん!心情に駆られた覚悟の程が良く分かりました!これは涙出るわ~。だけどこれ、運命の分かれ道を曲がっちゃった!東京へ行って、全国の士族の思い、新しい世を見ずに死んでいった者たちの思いを抱いて、政府を問いただす!そして必ずみんなで薩摩に帰ってくっとじゃ!これつまり、反乱するのが目的ではなく、政府と話し合いに行くつもりだった西郷どんです。
だが生徒たちが呼応する声は力強く、やっぱり反乱して戦うぞっていう意気込みに見えますよねえ~。
久しぶりに斉彬様の短刀を持ち出す西郷どん。そしてお習字「敬天愛人」!天を敬い人を愛す!そして家人に対して、また東京に行かねばならぬと告げる西郷どん。菊次郎どんは自分も連れて行ってくれと懇願です。
糸どんはモチのロンで大反対。愛加那さんから預かったのだから!戦になるかも知れんがそれでも行くかと念を押す父・西郷どん。いきます!自分の道は自分で決める、父上から教わった事です!と答える菊次郎どんはすでに若武者。母・糸どんの反対を押し切って西郷どん曰く、男が決めた事じゃ口を挟むな、と~。
深夜の夫婦のご相談。菊次郎は生きて帰すと言う西郷どん。踏みとどまることは出来ないかと問う糸どん。…できん。旦那さぁは何時かおっしゃいました。新か国を見せてくれるち。じゃっどんまだ見せてもらってありません。菊次郎や私たちに必ず新しい国を見せてくれるのですか、と。西郷どんは答える言葉を持ちませんでした。事態は深刻だったんだな~。
鹿児島県令の大山どんと計画を立てる西郷どん&私学校の面々。戦の為に上京するのではないことを示すため「政府に尋問の筋これあり」という文書を政府や各県にあらかじめ送付しておく。よおおし!こいはおいから!と請け合う大山どん、この人もイイ男だよなああ~。
いよいよ西郷どんの旅立ちです。今日だけはと禁じて来たお酒を酌み交わす西郷どんと雪蓬どんでございます。例の文書により西郷が立つのが知れ渡り、熊本も宮崎も大分も西郷どんに呼応して士族が集結しているとか。どんどん広がる反乱の輪!みたいな成り行きは西郷どんの望む所ではございませんのでしたけど、こうなるともう止まりませんねえ。
そして久々御登場の桂久武様まで駆けつけちゃった!弓持って参陣しちゃってもうこれ、ほんっと、戦じゃないですか~。
海江田どんは久光様からの御伝令。ワシは見送りなどせん~ワシに目通りしたかったら必ず帰って来い~~と物まねで伝えてくれた海江田どん。今や心の友ですか、国父・久光様。さいごまでツンデレか~い!!
愛犬二匹を引き連れて、奥様・糸どんに別れの言葉の西郷どん。軍服姿ですわ。かっこいい!菊次郎どんも宗介どんも、そして熊吉さんまで同行するんかい!命に代えても?いやいや、あなたまで無理しなくてもいいのに~~。
糸、留守を頼んだど!ご武運をお祈りしちょいもすと返す糸どん。いやほら、西郷どんは政府を問いただすためだって…もうでも戦の構えですよ糸どんは。島唄で送る菊草ちゃん!母上が乗り移った感じですわ~
こうして父西郷隆盛は明治政府の政を問いただすため出発したのです。浮足立つ中央の面々!ないごてじゃ吉之助さぁと怒る一蔵どん。おいが行く!おいが吉之助さぁに会いに行く!と、岩倉様の止め立てを足蹴にする勢いの大久保卿の一蔵どんですが…
今宵はここらで良かろうかい。…いえいえ、全然良かないですけど、残念ながら今週はここまでですねええ~。
この記事へのコメント
台湾征討は士族兵で編成され、私学校兵も300名加わって鬱屈した士族の腕の見せ所でしたのに、確かにナゼスルーと。
西郷どん、前半は丁寧な描写でしたが、後半はハイスピードというか、雑ですね。
さて私学校、もう一大軍事学校ですね、思いますに、政府の諜報が強化されてたのは、鹿児島には大阪以外に唯一、政府軍の主力銃だったスナイドル銃の弾丸製造工場と機械があったからだと思われます、実際、討幕、戊辰戦争時には、新政府軍の弾薬の9割が薩摩で生産されており、これが私学校と結びついたら・・政府には悪夢でしょうし。 しかし、弾薬運び出しで持ち去られ・・これも士族の憤激を買ってしまい、でも私学校が製造装置を確保してたら、西南戦争はさらに酷いものになってたかもと・・・
しかしボウズヲシサツセヨ、個人的には”刺殺”じゃとも思いますが、どうとでもとれる電文で暴発を誘った気もしてきます。 しかし西郷どん、このとき 陰嚢水腫で歩きしかできず、体調も戦える状態じゃなかったそうで、お気の毒としか
本当にちょっとでもいいから触れて欲しかったですねえ、台湾征討。後半こんなに詰め込むのなら前半を少し縮めていただきたかったような気がいたします。なにもあんなに篤姫様と…とか~。
西南戦争だって新政府がシャカリキになって増軍増援した印象がございます。確かに要注意だったんでしょう鹿児島の私学校。
実際には全線で指揮をとれるような健康状態ではなかった西郷どん。んだけどそこは、病める西郷政府軍を走らせる…