NHK大河ドラマ「花燃ゆ」第2回「波乱の恋文」
波乱の恋文・・・なんだかこの、無理やり盛り上げてる感が無きにしも非ず。初回だって最初は嵐を呼ぶ妹っていう予定だったんでしょう?そこまでキレッキレに作らなくても、みたいな~。
籠しょってかけて行く少女と少年。ああ既に子役の方からバトンタッチの杉家の姉弟、文ちゃんと敏ちゃんですねえ。そして先週と同じ作品紹介ショートムービーが流れて、アバンとなりまして候。鹿が鷲になって空中戦で花が咲いて雨が降って稲妻走って雨の中健気にまた花が咲いて命の力みたいな豪華絢爛の自然の息吹でまたまた鷲がゼロ戦みたいに飛びまくって百花繚乱。
寿姉様が逢引?やるうう~~~♪勝ち気でやり手の寿姉様ですもの、気に入った男を逆ナンで粉かけて縁談話を持ってこさせる戦法ですか!そんな所を文ちゃんも目撃!あら簪のプレゼント?文ちゃんったら空気を読まずに駆け寄ろうと・・・敏ちゃんが止めた~~~!大人だ~~!敏ちゃんの方がよっぽど大人のデリカシーだ~~~!
さっそく縁談が来た~~~!さっきの男性が内藤様で、その内藤家からの縁談話!でもでも、母上は断るお積り?嵐の予感です~~~!
ってな所に寅兄様からお手紙到着?花のお江戸で遊学中の寅次郎兄様、近況の生活を伝えるお手紙をご実家に・・・何ですかこの既視感。はああ!龍馬伝と同じ・・・?家計簿みたいなのが書いてある?そして親友をほめそやすお言葉の数々!誰って餅のロンでポンでチーで、小田村伊之助様の事ですよう。一番ニタニタしているのは文ちゃんだ。乙女心のほのかな初恋?えええ、風呂屋の代金まで書いてある!微笑ましいねええ。
和やかなムードを蹴破る寿姉様、そんな事よか、せっかくの縁談を何故断るのかとお冠!そうは言っても家格が違うからと説得するのが母上滝様。杉家からしたら段違いの高給取りの内藤家なんですか~。
内藤様は200石の大取り?対して杉家は26石・・一石十万円ってのが目安でしたね、ってことは!すげえ玉の輿じゃないですか寿姉様!これまさに夢のよう~~~!!
それでそれで、縁談の仲人様は先物買いみたいですよ!江戸で大評判の吉田寅次郎様の妹君であれば家格の違いなど何でもニャイ?お兄ちゃんありがとおおおおおっ!!!寿様ご満悦~~。中二階から必死にブロックサインでご両親を説得する寿姉様がお茶目であんした!うちの娘に大組の妻が務まるとは、と母上が言いかければ、モノごっつオーバーアクションで、つ~~と~~ま~~る~~!さらにお女中に師事してお料理のお稽古とか!かわええけど必死過ぎやで姉様~~!そもそも奥方様が自分でお料理とか・・・するんですかねええ?
母上と文ちゃんがお買い物にお出かけで・・大組の奥方ってば何をするのかと問えば、一番大事なのはいつもそばにいてお仕えする事だみたいに教える母上・・母上首が長いなああ、やっぱり美人だわ~。ってな所に行きあったのが小田村様の奥方様。伊之助様の母上ですねええ、ご婚礼のお祝いを申しつつ、伊之助様のご婚礼が遅い事を嘆く小田村奥様なのでありました。
んで、ご婚礼間近の杉家で、文ちゃんたら姉上の白無垢を体に当ててご満悦の乙女心。桐の箪笥がまた超豪華だなああ。兄上からのお手紙を呼んでまたほくそ笑む文ちゃんです。心に残るのは、小田村伊之助・・・
お江戸の寅兄様は佐久間象山様の塾に入門されました!ってことはいつぞやの覚馬兄様ともご学友だ!川崎様とも!当作的にはスルーなんでしょうけどねええ~~。
長州藩邸で鼻高々と象山塾入塾を報告する寅兄様ですが・・・今年は悪役の内藤様の椋梨藤太様がご登場!ワザとらしく持ち上げておだてれば、有頂天の寅兄様は思わず、古い学問にしがみ付いててたら長州は孤立しますとか何とか、保守派の椋梨様の神経を逆なでするような事を~~!対立軸、覚醒!
ついでに間に入って事を収めようとした伊之助様がとばっちりで、実父様が自死された一件まで持ち出されちゃって・・・椋梨様惨い・・・。伊之助様は未だにPTSD?
寅兄様は椋梨様のどす黒い心底にも一向お気づきにならず?今度は東北に旅行してロシアの動向を確かめて来る?うわあ、そこで八重様!・・・は、登場しないんだろうなああ、やっぱり~。
東北巡礼の前祝で大福餅?甘党なんだね虎兄。甘いものが好きで理想主義者でちょおおっと世間知らずで性善説の寅兄様。いっぽう伊之助様は世間の辛さを身に染みて我慢に我慢を重ねてきた半生!好対照なお二人だ~。
本気でこの国を変えられると思うのかと問う伊之助様。至誠にして動かざるは未だこれあらざるなり、と返す虎兄様。今この場では、寅兄様のまばゆいばかりの理想主義に乗ってみようってな感じの伊之助様ではございますけれど~。
大福が美味しそうで、寅兄様曰く、これが故郷の家の味の節句餅を思い出すとか。そういうものとは無縁の半生を歩んできた伊之助様はちょっとうらやましげなお顔でした。
杉家にまたも寅兄様のお手紙・・・敏ちゃんが持って来て文ちゃんが一人で読んじゃって、その内容は、伊之助と寿とは似合いの夫婦になるって!この期に及んで寿様の縁談のご提案?ちょっと~~!空気読んでよ寅兄様~~~!白無垢に身を包んで大喜びの寿姉様ですのに~~!そっと自分の懐に隠す文ちゃんでありました。
ってなところに大事件勃発!寿様のご婚礼が取りやめですって!なしてやあああ、驚愕の母上滝様。梅太郎兄様がやってきてご報告、寅次郎が脱藩した~~!ひいいいっ!もおおおちょっと先か後にしといてくれたらよかったのにいいっ!寿様も顔面蒼白だ~~!
例の東北旅行について、国許から一向に手形が届かない、つまり手形が無かったら勝手に旅行は出来なかったわけですよ当時の日本の藩士の身分としては!だったら手形無しで旅に出る!処分は覚悟で脱藩と取られても構わない覚悟で視察に向かいます・・って、自分一人の事だったら勇ましくって素敵なんだけど、寅兄!寅兄!妹が泣いてますよ~~~!文叔父は怒ってますよおお~~!にしてもしかし、すっごい距離をよくまあ徒歩で歩かれましたなああ~。
今や寅兄様の刎頚の友である伊之助様は大慌てです。江戸詰めの重臣の椋梨様に何とか取り成そうと致しますが、椋梨様は冷たいんだなこれが~!また改めて持ち出すのは伊之助様実父様の一件。年貢が高すぎるからと農民の為に意見書を出して、それが無視されたら切腹されたそうで~。ある意味偉人の義人の偉い人なんですけど、お役人目線で言ったら厄介者になってしまうんですかねええ。
じゃあ国許に帰って兼て知り合いの周布政之助様に寛大な措置を訴えるべく、急きょ萩にUターンの伊之助様。新幹線もない時代、これだけでも大仕事ですよねええ~。
杉家の皆様は針のムシロよ!長州の天才児みたいに持ち上げてもらって喜んでいただけに、今度は長州の裏切り者だと貶められるこの境遇はきついですよ~。・・・え、この期に及んで路銀をくださいとの無心のお手紙が寅兄様から届いた?空気読んでよ~寅兄様っ!
あらでも、お優しパパ上様の百合之助様は、路銀を送っておやりとの寛大なご沙汰。目先の評判よりも息子の思いに投資してやろうという事なんですかねええ。なんだかちょおおっと甘やかしすぎ見たいな・・うあ!そう思うのは私だけじゃなかった!どおおしてみんなで虎兄を甘やかすの~~!この家はどうかしてます~~!とお怒りモードなのは、玉の輿の縁談を潰されちゃった寿様だ!そりゃああそうだよねええ~~~。
またもお手紙?敏ちゃんが持ってきたのは今度は伊之助様から?寅次郎の件は俺が取り成すから心配スンナと言う心温まる友情のお手紙でした!そして差し挟まれるのは、藩の重役に寅兄様への寛大なご処分を申し上げる伊之助様の必死なお姿!
このタイミングでこないだの赤い簪で寿姉様が出かけた先は、内藤様との内緒の密会だ!随分つれない態度の内藤様、すがりつく寿姉様を振り払うように、あなたは大組の嫁になりたかっただけでしょうと、ひっど~~い言いよう!ボロボロにヤラレチャッタ寿姉様は隠れて覗いてた文ちゃんに気付いた!怒ってるよ姉上!簪も投げ捨てたっ!
もう何の未練もないみたいに言い放って強がってみせる姉上!アンタも杉の家も大嫌いだと吐き捨てる姉様、その悲しみが分かっちゃっただけに何も言えなくなって立ち尽くす文ちゃんでありました。
伊之助様がおうちに帰れば、そこには冷たくなった母上の亡骸が・・・。義理の兄上は慰めてくれてますが、きっついなああ。死ぬ直前まで縫っていたのが伊之助様のお着物だったとは!今にして思う義母の愛・・みたいな。
物心ついた時の最初の記憶は実の父の切腹の地の匂いの錆びた鉄の匂いだという伊之助様。義兄様はでも、伊之助様の父上はまっすぐな人であったと、建白書の件で世間からつまはじきになって代わってしまわれたと思い出話。もし父に一人でも友がいたら違っていたんじゃないかみたいに言いかける伊之助様、はは~~ん、亡き父の姿と寅兄様とが重なっている訳ですか~~~。
文ちゃんが見つけたメモ帳にはお料理のレシピ。姉上様がお女中の方から聞き出した秘伝の数々。本当に本気で大組の奥方になるつもりやったんやね、いじらしいい~~。そして母上から、小田村さまの奥方様のご不幸を聞かされてガーンと来ちゃった!寂しい小田村さま、寂しい寿姉様、そして兄上からの縁談提案・・・。
またも河原に・・・自然木を生かした赤い鳥居がとってもキュートなこの河原でこの人と会うのが運命なんですかねええ・・・とおおにかく三角四角い仁鶴、会っちゃった!文ちゃんと伊之助様!伊之助様は寅兄様の助命嘆願に駆けずり回ってくれている恩人であり、またこの度は実義理の母上様を亡くされた失意の人でもあり、なにか癒して差し上げてしかるべし、主人公として何か、こう、何かを・・・
ヨモギ餅?できたての甘い甘いヨモギ餅を差し出しましたよ文ちゃん。寅兄も寿姉様も大好きで、いつもは怖い文之進叔父様だって食べれば笑顔になる魔法のアイテム!ヨモギのお餅の節句餅!形が歪なのがかえって美味しそう~~~♪伊之助様はもちろんご満悦。途中お餅が小っちゃくなったり元に戻ったりして見えたのはご愛嬌ご愛嬌。にしても画像加工のアレなんでしょうけど、ボケ味の綺麗なシーンですねええ~~。自然感満載で~。
そして改めて義母様を亡くされたことをお見舞い申し上げれば、義母は義母なりに俺を思うてくれていたんかも知れん、と伊之助様。これでまた天涯孤独?
そんな時にワザとらしく文ちゃんの手が汚れているのを発見して、またまたこれまたわざとらしく川の水で洗ってあげる伊之助様!伊之助様で無かったらお巡りさんが来ちゃいますよ!!あ!滑って転んで抱き合うみたいなラノベにありがちな展開にいいいっ!!!
文ちゃん思い余って口走った一言は、お嫁さんにしてつかあさい!えええええっ?ぎょぎょぎょぎょぎょ~~~っ?それはまだだって、不味いんじゃないですかね、青少年育成条例とかそういうのも・・・違う?うちの寿姉様をお嫁さんにしてつかあさい?うあああ、なんだかちょおおっと卑怯に逃げましたね見たいな気がしなくもなくも小泉八雲・・・。
と、ここで改めて持ち出すのは寅兄様のお手紙?賢い寿と学問好きの伊之助は似合いの夫婦になるであろう?すべては寅兄様の陰謀でありましたかあああっ!
そして言い出す文ちゃんの言葉、嬉しかったんです、友になった寅兄と小田村さまが目に浮かぶようで嬉しかったんです!友が欲しい人と欲しい人が出会うたら、何かをしたい人としたい人が出会うたら、寂しい人と寂しい人が出会うたら、きっといいことがあると・・・。
必死に寿姉様の婚活プレゼンに励む文ちゃん!姉様は泣けんの、でも優しい伊之助様の前なら泣けるかも知れん。姉様は強い人ですしっかりもんです、だから旦那様を大切に思うて心から尽くします!これはさっき母上から言われた言葉を受けてもいるんだなあ。イイ子やなあ文ちゃん。
そうなると俺は寅次郎と兄弟になる訳かと、まんざらでもないご様子ですよ伊之助様!切っても切れん家族になるちゅうわけかと・・。ひとつ聞いてもええか、来年も節句餅を作ってくれるか?と念を押して、ならば乗った!その話!縁談が決まっちゃった?
嘉永5年1852年・・・黒船の前年ですかね・・・東北から江戸に帰った寅次郎様には即刻帰国&謹慎のお沙汰。家族みんなが歓迎する中、ボッコ持って追いかけてくるのは文之進叔父上様だ~~。コミカルシーンだ~。それにしても、往年の岩崎弥太郎様みたいな大荷物でしたねえ寅兄様。そしてちょおおっと敷居が高そうにしてた様子は往年の車様の寅兄様とも通じて無くもないみたいな・・・。
やがて伊之助様がやって来て・・・婚礼の下話のご挨拶だ~~!すでにマブダチになっているお二人は義兄弟になるのが嬉しいみたいなご様子。まあほら、闘魂タッグ結成ですよ!寅兄様が猪木様なら、伊之助様は坂口様みたいな立ち位置なんですかねえ。なんだか微笑ましくもアリ。
文ちゃんにあらせられましては、あらためまして伊之助様に御礼申し上げられまして候。ありがとうあんした♪伊之助様は返して曰く、礼を言うんはこっちじゃ俺はお前の兄の人生に乗ったんじゃ!よろしくな、妹!みたいな~~~。
文ちゃんは複雑な表情で伊之助様の背中を見送るのでありました~。うわああ!泣きだした?大泣きだ!何がそんなに悲しいのかって、妹だって言われたのが悲しいわけ?いやあ、もうあれですね、自分が惚れちゃってたわけですねえ伊之助様に!乙女心は複雑怪奇ですなああ~。
にしてもしかし、顔が小さいのって何かと有利なんですねええ。伊之助様の手を当てられた文ちゃんが可愛くて可愛くて、でもキレイキレイに作り上げずに寧ろぎこちなさを強調した役作りには好感度~。あ、でも、タイトルの恋文ってところにはちょおおっと違和感も~~。
籠しょってかけて行く少女と少年。ああ既に子役の方からバトンタッチの杉家の姉弟、文ちゃんと敏ちゃんですねえ。そして先週と同じ作品紹介ショートムービーが流れて、アバンとなりまして候。鹿が鷲になって空中戦で花が咲いて雨が降って稲妻走って雨の中健気にまた花が咲いて命の力みたいな豪華絢爛の自然の息吹でまたまた鷲がゼロ戦みたいに飛びまくって百花繚乱。
寿姉様が逢引?やるうう~~~♪勝ち気でやり手の寿姉様ですもの、気に入った男を逆ナンで粉かけて縁談話を持ってこさせる戦法ですか!そんな所を文ちゃんも目撃!あら簪のプレゼント?文ちゃんったら空気を読まずに駆け寄ろうと・・・敏ちゃんが止めた~~~!大人だ~~!敏ちゃんの方がよっぽど大人のデリカシーだ~~~!
さっそく縁談が来た~~~!さっきの男性が内藤様で、その内藤家からの縁談話!でもでも、母上は断るお積り?嵐の予感です~~~!
ってな所に寅兄様からお手紙到着?花のお江戸で遊学中の寅次郎兄様、近況の生活を伝えるお手紙をご実家に・・・何ですかこの既視感。はああ!龍馬伝と同じ・・・?家計簿みたいなのが書いてある?そして親友をほめそやすお言葉の数々!誰って餅のロンでポンでチーで、小田村伊之助様の事ですよう。一番ニタニタしているのは文ちゃんだ。乙女心のほのかな初恋?えええ、風呂屋の代金まで書いてある!微笑ましいねええ。
和やかなムードを蹴破る寿姉様、そんな事よか、せっかくの縁談を何故断るのかとお冠!そうは言っても家格が違うからと説得するのが母上滝様。杉家からしたら段違いの高給取りの内藤家なんですか~。
内藤様は200石の大取り?対して杉家は26石・・一石十万円ってのが目安でしたね、ってことは!すげえ玉の輿じゃないですか寿姉様!これまさに夢のよう~~~!!
それでそれで、縁談の仲人様は先物買いみたいですよ!江戸で大評判の吉田寅次郎様の妹君であれば家格の違いなど何でもニャイ?お兄ちゃんありがとおおおおおっ!!!寿様ご満悦~~。中二階から必死にブロックサインでご両親を説得する寿姉様がお茶目であんした!うちの娘に大組の妻が務まるとは、と母上が言いかければ、モノごっつオーバーアクションで、つ~~と~~ま~~る~~!さらにお女中に師事してお料理のお稽古とか!かわええけど必死過ぎやで姉様~~!そもそも奥方様が自分でお料理とか・・・するんですかねええ?
母上と文ちゃんがお買い物にお出かけで・・大組の奥方ってば何をするのかと問えば、一番大事なのはいつもそばにいてお仕えする事だみたいに教える母上・・母上首が長いなああ、やっぱり美人だわ~。ってな所に行きあったのが小田村様の奥方様。伊之助様の母上ですねええ、ご婚礼のお祝いを申しつつ、伊之助様のご婚礼が遅い事を嘆く小田村奥様なのでありました。
んで、ご婚礼間近の杉家で、文ちゃんたら姉上の白無垢を体に当ててご満悦の乙女心。桐の箪笥がまた超豪華だなああ。兄上からのお手紙を呼んでまたほくそ笑む文ちゃんです。心に残るのは、小田村伊之助・・・
お江戸の寅兄様は佐久間象山様の塾に入門されました!ってことはいつぞやの覚馬兄様ともご学友だ!川崎様とも!当作的にはスルーなんでしょうけどねええ~~。
長州藩邸で鼻高々と象山塾入塾を報告する寅兄様ですが・・・今年は悪役の内藤様の椋梨藤太様がご登場!ワザとらしく持ち上げておだてれば、有頂天の寅兄様は思わず、古い学問にしがみ付いててたら長州は孤立しますとか何とか、保守派の椋梨様の神経を逆なでするような事を~~!対立軸、覚醒!
ついでに間に入って事を収めようとした伊之助様がとばっちりで、実父様が自死された一件まで持ち出されちゃって・・・椋梨様惨い・・・。伊之助様は未だにPTSD?
寅兄様は椋梨様のどす黒い心底にも一向お気づきにならず?今度は東北に旅行してロシアの動向を確かめて来る?うわあ、そこで八重様!・・・は、登場しないんだろうなああ、やっぱり~。
東北巡礼の前祝で大福餅?甘党なんだね虎兄。甘いものが好きで理想主義者でちょおおっと世間知らずで性善説の寅兄様。いっぽう伊之助様は世間の辛さを身に染みて我慢に我慢を重ねてきた半生!好対照なお二人だ~。
本気でこの国を変えられると思うのかと問う伊之助様。至誠にして動かざるは未だこれあらざるなり、と返す虎兄様。今この場では、寅兄様のまばゆいばかりの理想主義に乗ってみようってな感じの伊之助様ではございますけれど~。
大福が美味しそうで、寅兄様曰く、これが故郷の家の味の節句餅を思い出すとか。そういうものとは無縁の半生を歩んできた伊之助様はちょっとうらやましげなお顔でした。
杉家にまたも寅兄様のお手紙・・・敏ちゃんが持って来て文ちゃんが一人で読んじゃって、その内容は、伊之助と寿とは似合いの夫婦になるって!この期に及んで寿様の縁談のご提案?ちょっと~~!空気読んでよ寅兄様~~~!白無垢に身を包んで大喜びの寿姉様ですのに~~!そっと自分の懐に隠す文ちゃんでありました。
ってなところに大事件勃発!寿様のご婚礼が取りやめですって!なしてやあああ、驚愕の母上滝様。梅太郎兄様がやってきてご報告、寅次郎が脱藩した~~!ひいいいっ!もおおおちょっと先か後にしといてくれたらよかったのにいいっ!寿様も顔面蒼白だ~~!
例の東北旅行について、国許から一向に手形が届かない、つまり手形が無かったら勝手に旅行は出来なかったわけですよ当時の日本の藩士の身分としては!だったら手形無しで旅に出る!処分は覚悟で脱藩と取られても構わない覚悟で視察に向かいます・・って、自分一人の事だったら勇ましくって素敵なんだけど、寅兄!寅兄!妹が泣いてますよ~~~!文叔父は怒ってますよおお~~!にしてもしかし、すっごい距離をよくまあ徒歩で歩かれましたなああ~。
今や寅兄様の刎頚の友である伊之助様は大慌てです。江戸詰めの重臣の椋梨様に何とか取り成そうと致しますが、椋梨様は冷たいんだなこれが~!また改めて持ち出すのは伊之助様実父様の一件。年貢が高すぎるからと農民の為に意見書を出して、それが無視されたら切腹されたそうで~。ある意味偉人の義人の偉い人なんですけど、お役人目線で言ったら厄介者になってしまうんですかねええ。
じゃあ国許に帰って兼て知り合いの周布政之助様に寛大な措置を訴えるべく、急きょ萩にUターンの伊之助様。新幹線もない時代、これだけでも大仕事ですよねええ~。
杉家の皆様は針のムシロよ!長州の天才児みたいに持ち上げてもらって喜んでいただけに、今度は長州の裏切り者だと貶められるこの境遇はきついですよ~。・・・え、この期に及んで路銀をくださいとの無心のお手紙が寅兄様から届いた?空気読んでよ~寅兄様っ!
あらでも、お優しパパ上様の百合之助様は、路銀を送っておやりとの寛大なご沙汰。目先の評判よりも息子の思いに投資してやろうという事なんですかねええ。なんだかちょおおっと甘やかしすぎ見たいな・・うあ!そう思うのは私だけじゃなかった!どおおしてみんなで虎兄を甘やかすの~~!この家はどうかしてます~~!とお怒りモードなのは、玉の輿の縁談を潰されちゃった寿様だ!そりゃああそうだよねええ~~~。
またもお手紙?敏ちゃんが持ってきたのは今度は伊之助様から?寅次郎の件は俺が取り成すから心配スンナと言う心温まる友情のお手紙でした!そして差し挟まれるのは、藩の重役に寅兄様への寛大なご処分を申し上げる伊之助様の必死なお姿!
このタイミングでこないだの赤い簪で寿姉様が出かけた先は、内藤様との内緒の密会だ!随分つれない態度の内藤様、すがりつく寿姉様を振り払うように、あなたは大組の嫁になりたかっただけでしょうと、ひっど~~い言いよう!ボロボロにヤラレチャッタ寿姉様は隠れて覗いてた文ちゃんに気付いた!怒ってるよ姉上!簪も投げ捨てたっ!
もう何の未練もないみたいに言い放って強がってみせる姉上!アンタも杉の家も大嫌いだと吐き捨てる姉様、その悲しみが分かっちゃっただけに何も言えなくなって立ち尽くす文ちゃんでありました。
伊之助様がおうちに帰れば、そこには冷たくなった母上の亡骸が・・・。義理の兄上は慰めてくれてますが、きっついなああ。死ぬ直前まで縫っていたのが伊之助様のお着物だったとは!今にして思う義母の愛・・みたいな。
物心ついた時の最初の記憶は実の父の切腹の地の匂いの錆びた鉄の匂いだという伊之助様。義兄様はでも、伊之助様の父上はまっすぐな人であったと、建白書の件で世間からつまはじきになって代わってしまわれたと思い出話。もし父に一人でも友がいたら違っていたんじゃないかみたいに言いかける伊之助様、はは~~ん、亡き父の姿と寅兄様とが重なっている訳ですか~~~。
文ちゃんが見つけたメモ帳にはお料理のレシピ。姉上様がお女中の方から聞き出した秘伝の数々。本当に本気で大組の奥方になるつもりやったんやね、いじらしいい~~。そして母上から、小田村さまの奥方様のご不幸を聞かされてガーンと来ちゃった!寂しい小田村さま、寂しい寿姉様、そして兄上からの縁談提案・・・。
またも河原に・・・自然木を生かした赤い鳥居がとってもキュートなこの河原でこの人と会うのが運命なんですかねええ・・・とおおにかく三角四角い仁鶴、会っちゃった!文ちゃんと伊之助様!伊之助様は寅兄様の助命嘆願に駆けずり回ってくれている恩人であり、またこの度は実義理の母上様を亡くされた失意の人でもあり、なにか癒して差し上げてしかるべし、主人公として何か、こう、何かを・・・
ヨモギ餅?できたての甘い甘いヨモギ餅を差し出しましたよ文ちゃん。寅兄も寿姉様も大好きで、いつもは怖い文之進叔父様だって食べれば笑顔になる魔法のアイテム!ヨモギのお餅の節句餅!形が歪なのがかえって美味しそう~~~♪伊之助様はもちろんご満悦。途中お餅が小っちゃくなったり元に戻ったりして見えたのはご愛嬌ご愛嬌。にしても画像加工のアレなんでしょうけど、ボケ味の綺麗なシーンですねええ~~。自然感満載で~。
そして改めて義母様を亡くされたことをお見舞い申し上げれば、義母は義母なりに俺を思うてくれていたんかも知れん、と伊之助様。これでまた天涯孤独?
そんな時にワザとらしく文ちゃんの手が汚れているのを発見して、またまたこれまたわざとらしく川の水で洗ってあげる伊之助様!伊之助様で無かったらお巡りさんが来ちゃいますよ!!あ!滑って転んで抱き合うみたいなラノベにありがちな展開にいいいっ!!!
文ちゃん思い余って口走った一言は、お嫁さんにしてつかあさい!えええええっ?ぎょぎょぎょぎょぎょ~~~っ?それはまだだって、不味いんじゃないですかね、青少年育成条例とかそういうのも・・・違う?うちの寿姉様をお嫁さんにしてつかあさい?うあああ、なんだかちょおおっと卑怯に逃げましたね見たいな気がしなくもなくも小泉八雲・・・。
と、ここで改めて持ち出すのは寅兄様のお手紙?賢い寿と学問好きの伊之助は似合いの夫婦になるであろう?すべては寅兄様の陰謀でありましたかあああっ!
そして言い出す文ちゃんの言葉、嬉しかったんです、友になった寅兄と小田村さまが目に浮かぶようで嬉しかったんです!友が欲しい人と欲しい人が出会うたら、何かをしたい人としたい人が出会うたら、寂しい人と寂しい人が出会うたら、きっといいことがあると・・・。
必死に寿姉様の婚活プレゼンに励む文ちゃん!姉様は泣けんの、でも優しい伊之助様の前なら泣けるかも知れん。姉様は強い人ですしっかりもんです、だから旦那様を大切に思うて心から尽くします!これはさっき母上から言われた言葉を受けてもいるんだなあ。イイ子やなあ文ちゃん。
そうなると俺は寅次郎と兄弟になる訳かと、まんざらでもないご様子ですよ伊之助様!切っても切れん家族になるちゅうわけかと・・。ひとつ聞いてもええか、来年も節句餅を作ってくれるか?と念を押して、ならば乗った!その話!縁談が決まっちゃった?
嘉永5年1852年・・・黒船の前年ですかね・・・東北から江戸に帰った寅次郎様には即刻帰国&謹慎のお沙汰。家族みんなが歓迎する中、ボッコ持って追いかけてくるのは文之進叔父上様だ~~。コミカルシーンだ~。それにしても、往年の岩崎弥太郎様みたいな大荷物でしたねえ寅兄様。そしてちょおおっと敷居が高そうにしてた様子は往年の車様の寅兄様とも通じて無くもないみたいな・・・。
やがて伊之助様がやって来て・・・婚礼の下話のご挨拶だ~~!すでにマブダチになっているお二人は義兄弟になるのが嬉しいみたいなご様子。まあほら、闘魂タッグ結成ですよ!寅兄様が猪木様なら、伊之助様は坂口様みたいな立ち位置なんですかねえ。なんだか微笑ましくもアリ。
文ちゃんにあらせられましては、あらためまして伊之助様に御礼申し上げられまして候。ありがとうあんした♪伊之助様は返して曰く、礼を言うんはこっちじゃ俺はお前の兄の人生に乗ったんじゃ!よろしくな、妹!みたいな~~~。
文ちゃんは複雑な表情で伊之助様の背中を見送るのでありました~。うわああ!泣きだした?大泣きだ!何がそんなに悲しいのかって、妹だって言われたのが悲しいわけ?いやあ、もうあれですね、自分が惚れちゃってたわけですねえ伊之助様に!乙女心は複雑怪奇ですなああ~。
にしてもしかし、顔が小さいのって何かと有利なんですねええ。伊之助様の手を当てられた文ちゃんが可愛くて可愛くて、でもキレイキレイに作り上げずに寧ろぎこちなさを強調した役作りには好感度~。あ、でも、タイトルの恋文ってところにはちょおおっと違和感も~~。
この記事へのコメント
ご指摘のとおり、波乱の恋文っていうほどのものでもなかったですね。お姉さまが縁談をドタキャンされた不幸な事はありましたが。しかし、これしきのことで振る不義理な男と結婚せずにすんで良かったように思えます。
一方寅兄様、生き急いでおられますね。秀才なんだから、はやる気持ちを抑え、時期を間違わなければ、存分に思うとおりに生きられたのに。と思うのですが。
お友達の伊之助様、いい人ですね。バカな友を庇い、その家族に気をかけてあげて、縁談を破談にされた娘までもらうですから。後年のことですが、文様まで。伊之助様のお父上も良い人すぎます。農民のために命まで投げ出して。しかし、ここまでするから慕われるんでしょうね。 しかし長州藩って、37万石ですが、この頃、実際100万石の収穫があったとか・・・農民に無理させてたんでしょうか?
話は変わりますが、昨年の暮れ、福岡の糸島の平原遺跡と、伊都国歴史博物館と言う場所に行ってきました。
平原遺跡にある王墓は女王卑弥呼の墓という説もあり、伊都国歴史博物館には確かに出土した大量の鏡や勾玉が展示されてました。女性しかしなかったというピアス類も大量に展示されており、全て国宝指定ということもあり、超一級品ばかりで、女王卑弥呼様に思いを馳せた次第です。笑
ちょっと留守にしておりまして対応が遅れてすみません。
今年の大河はタイトルがちょおっと練れてない感がございますねええ。もうちょっと大河らしいアレにされてもよろしいような・・。
寅兄様は生き急ぎですよね~。もうちょっとウマい事事を進めるようにしてくださっても良かったですのに。でもそのやり過ぎちゃんな所がまた魅力なんですよねええ、これがまた困ったことに魅力が・・溢れちゃってもう。