NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第30回「中国大返し」

大返し大返し~~!怒涛の素早さで大返しって割りには何週にもわたって引きずってますけど、そこは山場ですから!備中ったら岡山県で、今の感覚で言ったら岡山から京都までなんて新幹線でプァァンと一時間ちょっとですけど、エッホエッホと駆け足での行程ですから、そりゃあしんどいですよ!このお暑い中~!

 信長様を討ち倒してホクホク顔の光秀様。一方秀吉様は仇を打つのじゃ~とメートル上げて大進撃!ちょっと!だれですか!裸で旗持って走ってる方もいらっしゃいますけどおお~~~!黒田家ご家中の手回しの良い事!替え馬に舐め味噌に、九郎右衛門殿大活躍~~~!松明がこうこうと照らす中、大返しの始まりでございます~~~!戦闘シーンじゃないけど、これはこれで緊迫感~~~!走れ~走れ~羽柴軍~~~♪力強い行軍シーンはなかなか見どころですなあああ~。

 まだまだ京都に着きませんよ!本日はまず中間点の姫路とうちゃこ~~~!備中からは約80キロメートル、これをわずか一日で走破しました秀吉軍!足早~い!甲冑着ての快挙ですものとおおんだ鉄人レースですよ奥様!日付的には今だ天正十年6月7日!官兵衛様は殿だからまだ着いてないの?休憩地点で長政様と合流。熊之助に会いましたと長政様、しかし官兵衛様は今そのような事に気を取られていてはイカンとお説教。んもう、素直じゃない親子だなああ~。あ!後藤又兵衛殿とも再会だ!これには大喜びだわ官兵衛様!
 姫路城に入った秀吉様がまずなさった事は、お手紙書きこ!畿内一円の武将の皆様に、共に討つべし明智を討つべし、討てよ~討てよ~討てよ~~~!と!幾度もしつこく送っていれば向こうもそのうちその気になる~~~!いやああ、これってあれですね、一押し二押し三に押しっていう・・・それは恋の道?つまり恋文と同じじゃ?あれまあ・・・

 城下に家屋敷があるものを城内にとどめ置くのは何ゆえですかと三成様が問えば、官兵衛の策じゃと秀吉様、里心がついて士気が鈍るのを防ぐのと、いつでも出立できるようにするための方策だとか。いやあ官兵衛様、厳しい!軍師とは憎まれ役だと言う半兵衛様の教えですかねええ~。ここで官兵衛様も姫路トウチャコ~~~。
 翌8日で準備を整えて9日には京へ向けて再出発?あらやだ!まだ半分以上残ってるのおおっ?こりゃあ気を抜けないわ!最後まで兵たちが付いてくるか不安だと言う官兵衛様の心配もごもっとも。
 と、ここで秀吉様怒涛の大盤振る舞い、天守に蓄えてある金銀を一文残さず兵に分け与える~~~!勝負掛けましたね、秀吉様!っていうか今作の秀吉様的にはむしろ、上様の仇討のため前後の見境が付かなくなってるだけみたいな気も致しますけど、そこはそれ、ちゃああんとしっかり者の軍師が付いてますから!心配ご無用~~~!!
 官兵衛様はさらに輪をかけての大盤振る舞いで、蔵に米はいかほどあるかと三成様に問えば、すかさず答える三成様、八万五千石!よおおおおし、それも全て配ってまえ~~~!やった~!秀吉様おっとこまえ~~~!

 おにぎりいっぱ~~~い!嬉しそうに配る光様!横入りしそうになった長政様を戒める女子の有り。気が強そうでずけずけ物を言う子の方は、蜂須賀小六殿の娘様の糸様でした!小っちゃいけど気が強そうだなああ!あまり強そうに見えぬななどと長政様を見下されているような、でも何だかちょっと照れちゃって・・かわええなああ。若い頃の光様みたいで・・・。
 光様はしっかりお城をまとめてますなああ。でも気がかりなのは官兵衛様の事、まだ顔を合わせてらっしゃらない?侍女のお福様も憂い顔です。この日は6月8日、明日からの再行軍の準備のための支度の時間にして、下々の者にとっては中休み、みたいな?明日の内に明石に着いて、明後日は兵庫に進むんですよねえ。。ひゃああ、お館様のご逝去からわずか6日にして兵庫まで!その勢いなら摂津の武将の皆様も秀吉様になびくでしょうそうでしょう!そおおおなったら!天下人・・・うわああ。

 一方足利義昭様は・・・此度は信長を打ち果した光秀はワシの家臣じゃからワシが討ち果たしたも同じ事?ワシの上洛を助けるよう小早川隆景に文を出せ?これでワシの出番じゃ?高貴なワシの出番ってまさか、自動的に自分が担ぎ出してもらえるとでもお思いなのかしら?祝杯上げてる?いやああ、どうなんでしょう、あまりに戦国時代を舐めきったこの態度・・・(汗)
 小早川隆景様の所に届いた義昭様からのお手紙!うわああ・・・。あの方は分かっておられぬ、氏素性など天下取りには無用の長物だと言う事が~~~!ここら辺で義昭様もフェードアウトですかねええ?

 秀吉様ご家中の評定です。摂津衆がこちらになびいてくれるかどうか、票を読んでらっしゃる。さらに官兵衛様が申しあげるに、明智方に使いを送ってこちらの動きを伝えましょうと。こんなに早く戻って来たぞと揺さぶりをかけるわけですね!謀反人は明智光秀、大義があるのは羽柴秀吉、と宣伝に務めれば敵方の士気はガタガタでありましょうと~~~!どんな手でも使って敵を追い詰める!みたいな~~~。長政様はこの父の有様を憧れの表情で見つめてらっしゃいます。使者は・・・井上九郎右衛門!大役じゃが頼んだぞ~!
 え、そんな所に坊さんが乱入!?明日のご出陣は控えるが良い?出でて二度と帰れぬ悪日にございますれば!秀吉様は大笑い!そもそも生きてこの地に戻ってこようとは思っておらぬわ!ゆえに明日こそはまたとない吉日じゃああああ!いやああ、皆の衆の意気が上がった!坊さん涙目?・・・いやいや、今のは狂言でしたなと官兵衛様。うわああ、一杯食わせ者のスケアクロウでしたか!秀吉様もなかなかやるううう~~~♪
 そんな中、同じ姫路城におわす光様の所に訪れようともしない官兵衛様。これはあれですね、下々の者を足止めしといて自分だけ家族に会うのは狡いって言う・・・。いやしかし、そこは大殿の出番ですよ!職隆様!意地を張るでないと官兵衛様を光様&熊之助様とごたいめ~~~ん!え、まだ意地を張るの?ふすまの前で座り込んじゃった!
 ならばと善助殿、熊之助様を抱きかかえて官兵衛様の元に連れて来ちゃった!官兵衛様が御二男様を見るのは今日が初めて?こりゃあうれしいやねええ。改めて、必ず勝って戻ってくると誓いを立てる官兵衛様なのでありました~~~。あらでも、光様にも会ってあげればいいのにいいいいっ!!!

 次期将軍様だとか何とか、公家衆からのゴマすり挨拶を受けてほくそ笑む光秀様。将軍になるつもりはない?いやいや、そんなきれいごとでは天下は収まらないと思いますよおおお~~~。

 6月9日早朝、2万の秀吉軍は姫路出陣!一方光秀様は諸将がお味方として馳せ参ずるのを必死にお待ちの構えだ。しかししかししか~~し!先週の細川様に続いて、大和の筒井順慶様もなびいてこな~い!焦りの色が見えてまいりました光秀様。でもまだ、羽柴様と柴田様はにっちもさっちもいかぬであろうと皮算用。そんな所に秀吉様のお使いの井上九郎右衛門殿到着!光秀様は鳩豆なお顔でしばし固まる~~~。
 で、九郎右衛門殿!ふかしまくる!秀吉様の軍勢は今夜中には兵庫に入ります!兵庫だと・・・?光秀様絶句!数日中には京に入りますゆえ正々堂々と雌雄を決しましょう!毛利はどうしたと光秀様、すかさず毛利とは和議を結んだと九郎右衛門殿!うわ!毛利の旗を持ち出しちゃった!!こりゃあ・・・官兵衛様の策略ですね!毛利も一緒になって攻めて来るぞ~~~!って?光秀様はガクブルです!信じられん・・信長を討ってまだ八日しかたっておらぬ、どうすればこのように早く・・官兵衛だ!あの男が何か考えよったのだ!きいいいいいっ!
 秀吉軍を迎え撃とうと西へ向かえば、後方の順慶様が気になる!もし彼が寝返ったら挟み撃ちで万事休す!西へ向かわなかったら摂津の大名はみな秀吉様に取り込まれてしまいますよううう!光秀様動くに動けぬ雪隠詰め状態に~~!やりおったな、官兵衛・・・!

 尼崎にまでやってまいりました秀吉軍!高山右近様も合流です!大勢力の毛利軍が味方してるって言う宣伝効果も絶大で、次々と味方に馳せ参ずる構えの武将の皆様!秀吉様は髷を切っての大サービスで決意表明!皆が盛り上がって意気が迸る決起式だ~~~!
 だがしかし、官兵衛様がおっしゃるには、肝心なコマが手に入っておりませぬ、と~。これすなわち父の仇じゃと踊ってくれるお方、信長様のお子様に戦陣に入っていただかなくてはとの献策です。信忠様はお亡くなりですし、ここは三男の信孝様にご出陣願いましょうと?秀吉様の赤い頭巾が妙に可愛らしくってツボですわ~。
 しかし信孝様は秀吉様を嫌ってらっしゃる?まあこれまでの家臣が率いる軍団に後から加わるのも業腹でしょうしねええ~。そこで官兵衛様が大阪に出向いて・・・忙しいい~~!不自由なおみ足で超動き回ってますよね官兵衛様、やっぱりここ一番って時にはこの位の精神力が必要なんでしょうねえええ~。とにかく官兵衛様、信孝様の後見人の丹羽長秀様を説得されまして、見事ご出馬ゲットだぜ!?ちょい悪顔の官兵衛様がやっぱり魅力的なんだなああ、これが・・・。
 柴田勝家様も息せいて出陣じゃ~~!とおっしゃってます?いえでも、もうそれは遅すぎですから~~~!あら色を落としてストップモーション?これが運命の分かれ目でしたねええ、柴田様・・・。

 6月13日!いよいよきました決戦の時!そぼ降る雨の中、織田信孝様ご到着!ひたすらゴマする秀吉様!全ては官兵衛様の思惑通り!コマがそろいました!陽も出て雨が上がった!力もない癖に威張っている信孝様ですが、今は道具として働いてもらいましょうもらいましょう。このシーンでより一層悪い顔して控えている官兵衛様、何かお考えがお有りなんでしょうねええ、今後の信孝様の扱いに関して・・。
 京都の南の山崎・・・ウイスキーがお好きでしょ~の山崎ですよお父さん!両軍激突!っていうか、羽柴軍は四万人、明智軍は一万三千、勝負はもう眼に見えてます!三人で一人をやっつければいいんだもん!普通に戦ったらこれは楽勝でしょう秀吉軍!
 いらいらしている光秀様、バッドニュースが次々と。とうとう斎藤利三殿までお討ち死に!光秀様の心が折れた~~!もう何もご下知できないアップアップのお顔で、こんなはずでは・・と泣きべそ。なんともはやお気の毒で~~。山道でヘタレコンデ、この国のためにしてきたことは間違いであったのかと愚痴っているところで、竹やり!光秀様ご絶命~~~!どおおしてこおおなった~、どおおおしてこおおおおなったあああああ!!
 三日天下と言われますが、2日に決起して13日に敗れて、つごう十一日天下!やったね光秀様!良く持ちこたえたね~・・・ってな楽観論では事が済まない?一度は天下に手が届こうと言う所まで行った男が、あえなくむごくなさけなく首を取られてしまいました・・・残念無念。・・・あっ、戦闘シーンが全く持ってスルーですけど~~~!まああの、緊張感を感じたのと親近感を感じたのと、もう思い入れが先走ってしまったのとがあって、全然気になりませんでした~~~。いつぞやの大河ではこういう演出には文句たらたらでした私ですけど~~。

 長浜城に帰って来た秀吉様。そこに来合わせたのはやっぱりおね様、日本一の女房じゃ~~~!大喜びのおね様は主人公特権の官兵衛様を持ち上げる持ち上げる・・・。でも官兵衛様妙に改まった厳しいお顔で、いよいよ天下が見えてまいりましたなと秀吉様に詰め寄る。ご家来衆の意気は上がる!秀吉様こそ次の天下人じゃ~~!今は亡き半兵衛殿も、この官兵衛も秀吉様の天下を待ちわびておりまする~~~!
 これで秀吉様は天下人・・・の前に、まだあるんですね、清州会議!まだまだひと波乱もふた波乱もありそうな次回に乞うご期待!

この記事へのコメント

鹿二郎
2014年07月28日 21:51
こんばんは。
中国大返し、凄いですね。1日80キロマラソン、私なんか歩いて1日37キロで筋肉痛が酷かったことがあります。
しかし、走りながら飲食って出来るんでしょうか? 吐いてしまうじゃ・・と。
で、いよいよ天王山の戦い。ここは激戦シーンを描いて欲しかったです。近年の発掘で、光秀様が陣所を置いた地域から多数の弾が見つかってるそうです。

光秀様は農民の襲われて落命したそうですが、本当に光秀様だったのでしょうか~あの時代、農民が光秀様の顔を知ってるはずないと思うのですが。

そういえば、光秀様、長祖我部氏に加勢は求めなかったのでしょうか?

そして官兵衛様、頭の中から完全に”織田家”は消えたようですね。
2014年07月31日 07:40
鹿二郎様、おはこんばんは~。
一日80キロ!自転車でも私、無理です!昔の人は丈夫だったんですねえ~。でも体に悪そう・・・お味噌を舐めてたのは正解でしょうけど。
いっそあれですよ、天王山なんですから60分バージョンにして、あと15分戦闘シーンを足していただければよろしかったですのにねえ。
家康様が黒幕で、殺されたと思われていたのは替え玉で実は三河に逃げのびてました~そして後の天海様が・・みたいな説も素敵ミステリー!
長曾我部様はこの時四国制圧に勤しんでらしたようで・・援軍を出す余裕がなかったんですかねええ。
もう後織田様のぼっちゃんたちは傀儡ですよね。官兵衛様が尊敬していたのは信長様個人であったと言う事でしょうか・・・。
会津太郎丸
2014年08月01日 11:36
ぜひ会員になりたいです。
無償の社会貢献しているあがさクリスマスの軍師官兵衛応援歌CDを応援している立場としては・・・

この記事へのトラックバック