NHK大河ドラマ「平清盛」第29回「滋子の婚礼」
梅雨が開けまして・・もうこんな季節なんですねええ~。我らが清盛様もすっかり成長されて、安心して見ていられるようになりまして候。前半戦はもう、連続テレビドラマとしてはちょっと間が空き過ぎって言うか変わらな過ぎって言うか、そんな事してるうちに視聴者が離れちゃうんじゃないかとヤキモキムキーーーってな感がなきにしもあらずではございましたけど、ここまで来たらもう後は大丈夫大丈夫。・・・かしら?
先の乱でもうすっかり二条帝と繋がりのできた清盛様。政の第一線からは弾かれた後白河院様。清盛様の次なる一手は、さてさて・・・
晴れて念願の公卿の座に昇り後白河院様にお目見えする清盛様。まさかそこまで昇る日が来るとはのう・・・、お戯れを~気づいてたでしょ・・・、と仲がいいんだか悪いんだかよく分からない関係性のお二人でございます。にしてもしかし、矢なんか投げちゃって遊んでらっしゃる後白河院様、まさにこれ、や~ね~・・・みたいな?
清盛様のお屋敷で、晴れて出世の平氏ご一門に対して、晴れて寝返り命拾いの源頼政殿がお祝いのお言葉。昨日の敵は今日の友、って?何だか皆様の召し上がっているお膳が少しグレードアップしましたね!お召し物も!小奇麗になってる!ひゃあああ!似合ってない人もいる!また忘れられている経盛様!そういうキャラなの?そんなところに日宋密貿易担当の兎丸殿がご帰還。また珍しいものを一杯持ってきましたようで~。
ざっと眺めた清盛様、これは関白様・・つまり藤原忠通様へ、これは帝・・つまり二条天皇陛下へ、残りは上皇・・つまり後白河院様へとえり分けられて、勢力拡大の礎なんですねええ、これが~。
そんな中、これは家貞のおっさんの分やと兎丸殿が取りだした物がございます・・。が、その家貞殿はご病気?あらまあ。
清盛様が病床の家貞殿を見舞って差し出した件のそれ・・・唐果物?って何でしたっけ?前にも一度出てましたっけ?ええっと・・唐果物とは、粳米糯米や小麦の粉に甘い草の汁などを加えて捏ねて整形して油で揚げたもの・・ドーナツみたいなものですかっ?かのエルビス様もそれで寿命を縮めたという食べ過ぎたら体に悪そうなドーナッツ!あ、でもこのルックスは揚げシューマイみたいな・・・で、好きなんだ?家貞殿。
清盛様が差し出した唐果物を目にして昔の事を思い出す家貞殿。初めて私に唐果物をくださったのは、清盛様の祖父にあたる正盛様。中村敦夫様が演じてらっしゃいましたねー。その時かようにウマきものがこの世にあろうものか!と大感激!それゆえ私は宋との交易を盛んに進めてきたのです・・・食い物の好みだったんかいー!!
呆れる清盛様をナニするモノぞと家貞殿、欲こそがオノコの力の源!様々なお方が己の欲に従って生きて死んでいかれました、殿はこれから先そうした方々の思いを背負うて生きて行かれるのですぞ!おおおう、もとよりその覚悟、それこそが我が欲じゃと言い放った清盛様。家貞殿は大満足で唐果物を召し上がられました。それから間もなく平氏三大に忠義を尽くした大番頭の家貞殿もいよいよあの世へ旅立っていかれた由。いやあ、いろいろご苦労さまでございました~。家貞殿の息子様、サダヨシ殿も初登場?似た風貌の方をよく見つけてこられますねええ~。ただまあ、家貞殿のお手手の老けメイクはちょっと雑だったかニャア~。
厳島神社にご参拝の平氏一門。いつぞやの海賊の時の宋兄妹の兄者の方から、清盛様は何を祈られましたかと問われて曰く、もっと強くなること!この上さらにもっと強くなりたいのですか?ここでいよいよ伏線回収、海賊の兎丸殿と出会って、宋銭で面白き事をやってやると誓った!ずいぶん待たせたがいよいよやるぞ!やってやるぞ!おおう!そのためにさらに強き力が欲しいのじゃと・・・。で、今週はもしかして、清盛様の仰る面白き世ってのがいよいよ具体的に明らかになるのかしら~。
さて公卿の一座に加えてもらった清盛様。まだまだ新参者の由ですが、そんななか清盛様に目をかけているのは美福門院様。これまでの鳥羽院様絡みのいきさつから言ったらまあ当然なのかもしれませんけどねえ。
そなたの思い描く国づくりを聞かせてみよと問われて初めて国づくりの思いを述べる清盛様。それはなんといっても交易!国を挙げて宋と取引して宋銭を国中に広める!さすればさまざまな品がよどみなく国を巡り豊かになりましょう!これすなわち清盛様の「面白き世」!開国主義の開放経済なのでございました~。これまでの伏線から考えたら当然の帰結ですかねえ。もっともっと早くその思いを視聴者には語っといて欲しかった・・ってのはせんもない一視聴者の愚痴ですけれど~。
なるほどそれは突拍子もない、がしかし、そなたにははっきりと思い描けておるのじゃな?と念を押されたうえで美福門院様、ならばきっと成し遂げよ!とおっしゃいます。でもここでちゃっかり、それは賢くお若い帝の元で!上皇様に政治の実権を奪われてはならぬぞよって?上皇様との権力争い上重要な釘を刺しまくる美福門院様。もとより心得ております!と、そつなく受けた清盛様でございました。
でも実はこの時美福門院様、かなりお体の具合が終わるかったようで、会見の後はもうヨレヨレ・・。で、ここで長らく暗躍されてきた美福門院様も静かに息を引き取られまして候。何だか今宵は最終回みたいな雰囲気・・寂しいなあ。菊の花に降り注ぐ雨がきれいでしたねー。
清盛様はでも、美福門院様の仰る通りに進んでいく覚悟のようです。時子様を帝の乳母にして、その上御婚礼のご提案?って、だだだ、誰を入内させるおつもり?
上西門院様にお仕えしている滋子様。ここで出てくるってことは入内候補者なのね?先輩からのイヤミないじめにも明るくやりかえして元気にお勤めされている由。そこにやって来た兄の時忠殿!ご用件はズバリ、帝の妃にならぬか?でもでもまたまた断固拒否する滋子様!相変わらずだと苦笑いの清盛様。
滋子様を入内させるたくらみに心配顔の時子様。上皇様がお気を悪くするのではないかと・・・。でも清盛様は涼しいお顔。あの方とは付かず離れずでいいのだとかなんとか・・。
二条帝に近づく清盛様の意向を察して大荒れの後白河院様、かような器で機嫌を取ったつもりか!と、モノに当たるのはどうかと思いますけど、先般の宋の器を放り投げた・・。綺麗な青磁を!もったいな~~~い!んもう、ヤキモチですか、上皇様~~~!
ヤケのようにみんなを集めてまた、遊びをせんとや~っていうこの番組のイメージソングを舞い踊る上皇様。それをじっと見つめている滋子様。あら!ものごっつう見つめちゃって!これはもしかして・・恋の予感?
皆が帰った夜、一人でヤケ酒の上皇様。そこに誰ぞが歌う、遊びをせんとや~のお歌、その者の腕を引っ張って引きずり込んだ上皇様。歌っていたのは滋子様。その歌をそんなに朗らかに歌うでないとわけのわからない事をおっしゃる後白河院様。朗らかな歌を朗らかに歌うのも当たり前田のクラッカーだと平然と言い返す滋子様。
情けないお方!声をからして歌う事でしか心を埋められぬ弱いお方!と酷い言いようの滋子様。歌より他にもっとぶつけられるものを見つけられませ!と、怖いもの知らずの言いたい放題。後白河院様怒った?お酒を飲んでた器を投げつけて・・・すり寄った?抱きしめた?あらまあ、この人はこういうのがお好み?
まあ、できちゃったわこの二人。っていうか、あんな時刻に一人であんな歌を歌いながら歩いてた時点で!誘ってたでしょ!上皇様を女の罠にかけたんでしょう滋子様!まさにこれ、青春ですねええ、乙女の恋の大勝負~~♪
で、その後で、滋子様の正体を知ってちょっと驚いてる上皇様。思えば昔、孫の妻と通じた白河院様、そして、子供の嫁を横取りした格好の鳥羽院様、さらにまたこういう・・・。まさにこれ、因果は巡る風車・・・。
いろいろ問題がありそうですけど、出来ちゃったものは仕方がございません。ビックリ仰天愕然とする清盛様ですが・・・もうどうにもならんのじゃ滋子の腹には上皇様の子がおるでな!ガガーン!これは上皇様の嫌がらせか、という清盛様に、いいえ私自身が決めたのでござります。自分の意思で上皇様の妃になるのですと事後通告の最後通告の滋子様。いやあ・・・この時代にそういう価値観ですか。後白河上皇様はもうニッコニコよ?婚礼の用意も着々と進めちゃって!
時子様も姉として、なんとかお許し願いたいととりなしますが、頑固おやじの破れ太鼓と化した清盛様は、断固許さぬ!台無しじゃ~~~!と、かたくなな態度を貫かれてらっしゃいます。上皇様とは付かず離れず、帝とのつながりを強くしていくっていう戦略でしたからねえ、清盛様・・・。でもこれ、どんなに清盛様がご立腹でも、上皇様がノリノリなんですしお腹にお子もできてるんですし、止めようがございませんねえ。
あらでもここで障害発生?滋子様の巻き髪が院の妃にふさわしくないと後々苛められるのではないかと、他ならぬ上西門院様から言われてしまいました!さっそく平氏の館では滋子様にストレートパーマ施術!って、何を持ち込んだの時忠殿!木材で挟んで無理やり伸ばす?無理ですって!
どうにも真っ直ぐにならない御髪、で、マリッジブルー発動?そんなんで自信なくして婚姻取りやめ?滋子様がよく分からない・・・こりゃあ清盛様でなくても手を焼くわ・・・
これで婚姻取りやめになっては、それこそ上皇様はご機嫌を悪くされよう。どうする清盛!って池禅尼様からも責められちゃって、厳しい立場だなあ棟梁。で、上皇様に会いに行けば・・・ご飯も喉を通らぬほど悩んでらっしゃる?思わず吹き出してますよ清盛様。
いっぽう普段と違ってしおらしくなっちゃって、迷惑をかけましたと詫びている滋子様・・ああ、何だか展開が見えてきた。って、唐突に清盛様が命じて、平安の不良コスプレイヤー・兎丸殿が滋子様を有無を言わせずかつぎだした・・何でしょう?どうするんでしょう?婚礼強行?
そんなこんなで婚礼の儀が執り行われております上皇様の御所でございます。本当に強行したんだ?で、そんなところに滋子様、なんと宋の衣装で現れた!御髪も宋風に作ってる!!これなら天パーも気にならないでしょう!むしろお似合い!っていうかこんな絵をどっかで見たような気がする!上西門院様が天女のようじゃとのたまえば、清盛様はここぞとばかりに、巻き髪が醜いなど誰ぞが大昔に決めた事!さような因習にとらわれているうちは新しき世など名ばかりですぞとダメ押しダメ押し!一件落着~。なによ後白河院様の喜び顔!なんだかな~~!こうなったらもう、仲睦まじき新郎新婦に今一度拍手を~~~。
あ、ここで清盛様が時子様に余計な事を言ってる。ワシはただ上皇様に借りを作りとうなかっただけだ、またこれで宋との商いに弾みが付けばよいと。いやあいやいや、そこはやっぱり、上皇様に貸しを作って万事うまく持ってこうというくらいの・・・まあこの番組的には妙に人の好い清盛様の粋な計らいって事なのかも・・・
あ、陰の立役者はこの方でしたか!いつぞやの海賊船の兄妹の妹の方!先ほども安芸の厳島神社の段で出てらっしゃいましたけど、今回の滋子様のコスプレ・・・御婚礼の衣装を整えてくださったんですねええ。ほっほ~~お。それで兎丸殿となんだか怪しい雰囲気よ?おほほほほ・・・
ごっきげんの後白河院様、またもって例の、遊びをせんとや~のお歌を歌って舞い踊り。え、なんですか、どうしてこの婚礼の席でまた清盛様に粉を掛けられるの?・・・違いましたか?こりゃ失敬!お前も歌えって言う合図ですか?いやあ、でも、清盛様の事が大好きなんですねえ上皇様・・・。
しかしここで上皇様と更なる姻戚関係を結んだ平氏に思わぬ落とし穴が!なんだか阿鼻叫喚?待て次回!!
先の乱でもうすっかり二条帝と繋がりのできた清盛様。政の第一線からは弾かれた後白河院様。清盛様の次なる一手は、さてさて・・・
晴れて念願の公卿の座に昇り後白河院様にお目見えする清盛様。まさかそこまで昇る日が来るとはのう・・・、お戯れを~気づいてたでしょ・・・、と仲がいいんだか悪いんだかよく分からない関係性のお二人でございます。にしてもしかし、矢なんか投げちゃって遊んでらっしゃる後白河院様、まさにこれ、や~ね~・・・みたいな?
清盛様のお屋敷で、晴れて出世の平氏ご一門に対して、晴れて寝返り命拾いの源頼政殿がお祝いのお言葉。昨日の敵は今日の友、って?何だか皆様の召し上がっているお膳が少しグレードアップしましたね!お召し物も!小奇麗になってる!ひゃあああ!似合ってない人もいる!また忘れられている経盛様!そういうキャラなの?そんなところに日宋密貿易担当の兎丸殿がご帰還。また珍しいものを一杯持ってきましたようで~。
ざっと眺めた清盛様、これは関白様・・つまり藤原忠通様へ、これは帝・・つまり二条天皇陛下へ、残りは上皇・・つまり後白河院様へとえり分けられて、勢力拡大の礎なんですねええ、これが~。
そんな中、これは家貞のおっさんの分やと兎丸殿が取りだした物がございます・・。が、その家貞殿はご病気?あらまあ。
清盛様が病床の家貞殿を見舞って差し出した件のそれ・・・唐果物?って何でしたっけ?前にも一度出てましたっけ?ええっと・・唐果物とは、粳米糯米や小麦の粉に甘い草の汁などを加えて捏ねて整形して油で揚げたもの・・ドーナツみたいなものですかっ?かのエルビス様もそれで寿命を縮めたという食べ過ぎたら体に悪そうなドーナッツ!あ、でもこのルックスは揚げシューマイみたいな・・・で、好きなんだ?家貞殿。
清盛様が差し出した唐果物を目にして昔の事を思い出す家貞殿。初めて私に唐果物をくださったのは、清盛様の祖父にあたる正盛様。中村敦夫様が演じてらっしゃいましたねー。その時かようにウマきものがこの世にあろうものか!と大感激!それゆえ私は宋との交易を盛んに進めてきたのです・・・食い物の好みだったんかいー!!
呆れる清盛様をナニするモノぞと家貞殿、欲こそがオノコの力の源!様々なお方が己の欲に従って生きて死んでいかれました、殿はこれから先そうした方々の思いを背負うて生きて行かれるのですぞ!おおおう、もとよりその覚悟、それこそが我が欲じゃと言い放った清盛様。家貞殿は大満足で唐果物を召し上がられました。それから間もなく平氏三大に忠義を尽くした大番頭の家貞殿もいよいよあの世へ旅立っていかれた由。いやあ、いろいろご苦労さまでございました~。家貞殿の息子様、サダヨシ殿も初登場?似た風貌の方をよく見つけてこられますねええ~。ただまあ、家貞殿のお手手の老けメイクはちょっと雑だったかニャア~。
厳島神社にご参拝の平氏一門。いつぞやの海賊の時の宋兄妹の兄者の方から、清盛様は何を祈られましたかと問われて曰く、もっと強くなること!この上さらにもっと強くなりたいのですか?ここでいよいよ伏線回収、海賊の兎丸殿と出会って、宋銭で面白き事をやってやると誓った!ずいぶん待たせたがいよいよやるぞ!やってやるぞ!おおう!そのためにさらに強き力が欲しいのじゃと・・・。で、今週はもしかして、清盛様の仰る面白き世ってのがいよいよ具体的に明らかになるのかしら~。
さて公卿の一座に加えてもらった清盛様。まだまだ新参者の由ですが、そんななか清盛様に目をかけているのは美福門院様。これまでの鳥羽院様絡みのいきさつから言ったらまあ当然なのかもしれませんけどねえ。
そなたの思い描く国づくりを聞かせてみよと問われて初めて国づくりの思いを述べる清盛様。それはなんといっても交易!国を挙げて宋と取引して宋銭を国中に広める!さすればさまざまな品がよどみなく国を巡り豊かになりましょう!これすなわち清盛様の「面白き世」!開国主義の開放経済なのでございました~。これまでの伏線から考えたら当然の帰結ですかねえ。もっともっと早くその思いを視聴者には語っといて欲しかった・・ってのはせんもない一視聴者の愚痴ですけれど~。
なるほどそれは突拍子もない、がしかし、そなたにははっきりと思い描けておるのじゃな?と念を押されたうえで美福門院様、ならばきっと成し遂げよ!とおっしゃいます。でもここでちゃっかり、それは賢くお若い帝の元で!上皇様に政治の実権を奪われてはならぬぞよって?上皇様との権力争い上重要な釘を刺しまくる美福門院様。もとより心得ております!と、そつなく受けた清盛様でございました。
でも実はこの時美福門院様、かなりお体の具合が終わるかったようで、会見の後はもうヨレヨレ・・。で、ここで長らく暗躍されてきた美福門院様も静かに息を引き取られまして候。何だか今宵は最終回みたいな雰囲気・・寂しいなあ。菊の花に降り注ぐ雨がきれいでしたねー。
清盛様はでも、美福門院様の仰る通りに進んでいく覚悟のようです。時子様を帝の乳母にして、その上御婚礼のご提案?って、だだだ、誰を入内させるおつもり?
上西門院様にお仕えしている滋子様。ここで出てくるってことは入内候補者なのね?先輩からのイヤミないじめにも明るくやりかえして元気にお勤めされている由。そこにやって来た兄の時忠殿!ご用件はズバリ、帝の妃にならぬか?でもでもまたまた断固拒否する滋子様!相変わらずだと苦笑いの清盛様。
滋子様を入内させるたくらみに心配顔の時子様。上皇様がお気を悪くするのではないかと・・・。でも清盛様は涼しいお顔。あの方とは付かず離れずでいいのだとかなんとか・・。
二条帝に近づく清盛様の意向を察して大荒れの後白河院様、かような器で機嫌を取ったつもりか!と、モノに当たるのはどうかと思いますけど、先般の宋の器を放り投げた・・。綺麗な青磁を!もったいな~~~い!んもう、ヤキモチですか、上皇様~~~!
ヤケのようにみんなを集めてまた、遊びをせんとや~っていうこの番組のイメージソングを舞い踊る上皇様。それをじっと見つめている滋子様。あら!ものごっつう見つめちゃって!これはもしかして・・恋の予感?
皆が帰った夜、一人でヤケ酒の上皇様。そこに誰ぞが歌う、遊びをせんとや~のお歌、その者の腕を引っ張って引きずり込んだ上皇様。歌っていたのは滋子様。その歌をそんなに朗らかに歌うでないとわけのわからない事をおっしゃる後白河院様。朗らかな歌を朗らかに歌うのも当たり前田のクラッカーだと平然と言い返す滋子様。
情けないお方!声をからして歌う事でしか心を埋められぬ弱いお方!と酷い言いようの滋子様。歌より他にもっとぶつけられるものを見つけられませ!と、怖いもの知らずの言いたい放題。後白河院様怒った?お酒を飲んでた器を投げつけて・・・すり寄った?抱きしめた?あらまあ、この人はこういうのがお好み?
まあ、できちゃったわこの二人。っていうか、あんな時刻に一人であんな歌を歌いながら歩いてた時点で!誘ってたでしょ!上皇様を女の罠にかけたんでしょう滋子様!まさにこれ、青春ですねええ、乙女の恋の大勝負~~♪
で、その後で、滋子様の正体を知ってちょっと驚いてる上皇様。思えば昔、孫の妻と通じた白河院様、そして、子供の嫁を横取りした格好の鳥羽院様、さらにまたこういう・・・。まさにこれ、因果は巡る風車・・・。
いろいろ問題がありそうですけど、出来ちゃったものは仕方がございません。ビックリ仰天愕然とする清盛様ですが・・・もうどうにもならんのじゃ滋子の腹には上皇様の子がおるでな!ガガーン!これは上皇様の嫌がらせか、という清盛様に、いいえ私自身が決めたのでござります。自分の意思で上皇様の妃になるのですと事後通告の最後通告の滋子様。いやあ・・・この時代にそういう価値観ですか。後白河上皇様はもうニッコニコよ?婚礼の用意も着々と進めちゃって!
時子様も姉として、なんとかお許し願いたいととりなしますが、頑固おやじの破れ太鼓と化した清盛様は、断固許さぬ!台無しじゃ~~~!と、かたくなな態度を貫かれてらっしゃいます。上皇様とは付かず離れず、帝とのつながりを強くしていくっていう戦略でしたからねえ、清盛様・・・。でもこれ、どんなに清盛様がご立腹でも、上皇様がノリノリなんですしお腹にお子もできてるんですし、止めようがございませんねえ。
あらでもここで障害発生?滋子様の巻き髪が院の妃にふさわしくないと後々苛められるのではないかと、他ならぬ上西門院様から言われてしまいました!さっそく平氏の館では滋子様にストレートパーマ施術!って、何を持ち込んだの時忠殿!木材で挟んで無理やり伸ばす?無理ですって!
どうにも真っ直ぐにならない御髪、で、マリッジブルー発動?そんなんで自信なくして婚姻取りやめ?滋子様がよく分からない・・・こりゃあ清盛様でなくても手を焼くわ・・・
これで婚姻取りやめになっては、それこそ上皇様はご機嫌を悪くされよう。どうする清盛!って池禅尼様からも責められちゃって、厳しい立場だなあ棟梁。で、上皇様に会いに行けば・・・ご飯も喉を通らぬほど悩んでらっしゃる?思わず吹き出してますよ清盛様。
いっぽう普段と違ってしおらしくなっちゃって、迷惑をかけましたと詫びている滋子様・・ああ、何だか展開が見えてきた。って、唐突に清盛様が命じて、平安の不良コスプレイヤー・兎丸殿が滋子様を有無を言わせずかつぎだした・・何でしょう?どうするんでしょう?婚礼強行?
そんなこんなで婚礼の儀が執り行われております上皇様の御所でございます。本当に強行したんだ?で、そんなところに滋子様、なんと宋の衣装で現れた!御髪も宋風に作ってる!!これなら天パーも気にならないでしょう!むしろお似合い!っていうかこんな絵をどっかで見たような気がする!上西門院様が天女のようじゃとのたまえば、清盛様はここぞとばかりに、巻き髪が醜いなど誰ぞが大昔に決めた事!さような因習にとらわれているうちは新しき世など名ばかりですぞとダメ押しダメ押し!一件落着~。なによ後白河院様の喜び顔!なんだかな~~!こうなったらもう、仲睦まじき新郎新婦に今一度拍手を~~~。
あ、ここで清盛様が時子様に余計な事を言ってる。ワシはただ上皇様に借りを作りとうなかっただけだ、またこれで宋との商いに弾みが付けばよいと。いやあいやいや、そこはやっぱり、上皇様に貸しを作って万事うまく持ってこうというくらいの・・・まあこの番組的には妙に人の好い清盛様の粋な計らいって事なのかも・・・
あ、陰の立役者はこの方でしたか!いつぞやの海賊船の兄妹の妹の方!先ほども安芸の厳島神社の段で出てらっしゃいましたけど、今回の滋子様のコスプレ・・・御婚礼の衣装を整えてくださったんですねええ。ほっほ~~お。それで兎丸殿となんだか怪しい雰囲気よ?おほほほほ・・・
ごっきげんの後白河院様、またもって例の、遊びをせんとや~のお歌を歌って舞い踊り。え、なんですか、どうしてこの婚礼の席でまた清盛様に粉を掛けられるの?・・・違いましたか?こりゃ失敬!お前も歌えって言う合図ですか?いやあ、でも、清盛様の事が大好きなんですねえ上皇様・・・。
しかしここで上皇様と更なる姻戚関係を結んだ平氏に思わぬ落とし穴が!なんだか阿鼻叫喚?待て次回!!
この記事へのコメント
途中家貞殿が空しくなられる辺りは何だかちょっと寂しかったんですけど、
最終的には目出度く可愛い癒し回となりまして候。
先週がアレで来週がソレですもの、今週はちょっと和ませていただいて正解!
で、来週は納涼企画ですか・・・(震
婚礼の支度を楽しそうに整える後白河帝も
微笑ましく、ほのぼの見れました。
次回は崇徳院さま怨念爆発でホラーですよ!
恐怖体験特集?(怖)
恋する女は綺麗さ~♪でも恋する男は愚かさ~♪そおれ見ろ恋の病だあの人も・・・(笑)
今週はほのぼのとしつつも史実をちゃんと辿りつつも、いろいろ見どころもあって結構満足っ!
それで来週はいよいよ季節の話題のホラー特集ですって!いやあ、こういう季節感のあるお話ってもう、某サザエさんか某プリキュアかっていう・・