NHK大河ドラマ「平清盛」第11回「もののけの涙」
おさらいおさらい、先週は義清様が道ならぬ恋に破れて娘さんを蹴り飛ばして家庭を捨てて出奔し、清盛様と殴り合いのくんずほぐれつの末、「お前さん」「友達だ」と言い放って花と散る・・・って、ダメダメダメダメっ!今のはなし今のはなし!このまとめ方じゃあまるでBL小説じゃないのっ!しっかりしなさい私っ!!!
今週の見どころ~
得子の野心は国母!私は国母になるううう!つまりわが子を天皇にしたいってわけ。で、今やすでに皇太子、更なる一手やいかに~~?
今週のアバン~
義清様断髪シーン。場面変わって待賢門院璋子様。義清は私の罪深さを背負って出家したようなものじゃ、すまぬ事をしたとおっしゃいます。傍らの堀河局、それは違いますと。義清殿は初めて、人が人を愛しく思う事の罪深さを知ったのです、璋子様こそが身を捨てて教えたのです、と~~~。
なんと申しますか、今週の見どころをアバンに取り込んじゃってもいいような感じがしてまいりましたけどねええ~。あるいは逆に、アバンタイトル部分も見どころの方に取り込んじゃっても良いような・・・。
兄弟
浮かぬお顔の崇徳帝の内裏に呼び出された清盛様。どうして義清様が出家したのかを追及されております。ですよね~、崇徳帝のお気に入りが急にいなくなっちゃったんですものねえ。
清盛様、恐れながらと切り出したのはお互いの出生の秘密。あああああっ!考えて見たら腹違いのご兄弟じゃないですかこのお二人っ!いやああ、奇遇ですねえ、兄弟!
白河院の禁断のお子様ゆえ、義理の父の鳥羽院からは叔父子叔父子・・・そう呼べと言い出したのは実の母の璋子様ですけどねえ・・・まあとにかく叔父子と呼ばれて疎んじられてきた崇徳帝、実の父から命を狙われ目の前で母を射殺された清盛様。
されどもののけのごときお方にいつまでも振り回されるのは御免こうむりたく、この醜き世を!私なりに面白う生きてまいる所存にござります!!!言っちゃいましたねええ~ずいぶん力強く~~~。つまりこれ、マイブラザーに贈るエールだったわけですよね!俺もこう生きる、お前も頑張って生きろって!
でも己が面白く生きるって事だけを望んでいたんじゃあ、主人公としてはまだまだスケール感にかけてますかしら・・・。とはいえこのパートが本日の「もののけ」部分?
陰謀
崇徳帝にお子様誕生、重仁親王。すでに鳥羽院のお子の躰仁親王をご養子になさってましたっけ。って事は当の全の成り行きで、自分の実の子に帝の座を譲りたいとのご意向です。
でも鳥羽院は首を縦には振りません、すでにご自分の実の子で崇徳帝の養子の躰仁親王が東宮であって次の帝になるべきとおっしゃいます。これまでうじうじしているばかりだった崇徳帝ですが、今回ばかりは大反撃!血のつながりの薄きモノには譲りとうない!上皇様が叔父子の私を忌み嫌うと同じじゃ!と~~~。ずいぶん厭らしい言い方でしたねえ崇徳帝・・・。え、これがまさか清盛様悪い影響だったという演出ですかっ?
このニュースを聞いて関白藤原忠通様が息せき切って得子様の元に駆けつけてわめきたてますが、得子様は動ぜず・・・。何か策のあるご様子。
ここで得子様が崇徳帝に悪魔のささやき?重仁親王を帝にするためには、一度は躰仁親王に位を譲るべき、譲って上皇となり政治を掌握して、しかる後に躰仁親王に退位を迫り、重仁親王を帝にすればよい、と~~~。
人が良いって言うか世間知らずって言うか、どう考えても裏があるに違いないこんな言葉を真に受けちゃってその通りにしちゃいました!うわあ・・・。案のジョーの矢吹ジョー、躰仁親王への攘夷の宣命は、皇太弟に位を譲るとされてました!皇太子じゃなくて皇太弟!ってことは新帝の父は鳥羽院って事になり!崇徳帝の政治への影響力はひとえに風の前の塵に同じ~~~!一杯も二杯も食わされちゃってもうもうもうもう、勝負あった~~~!慌てて転んで取り乱してわめいてらっしゃる崇徳帝!弟に譲ったのでは朕は政ができぬ!謀りおったな得子~~!といくら吠えても負け犬の遠吠え!かなりここらへん、セリフで解説してくださってて、実にわかりやすかったですねええ。
こうして躰仁親王が近衛帝となられ、出家された鳥羽法皇が政治の実権を掌握し、得子様は国母となられまして候~~~。鳥羽法皇のツルツル頭、実にお似合いでした~。
縁談
風雲昇り龍で成り上がった得子様に取り入るべきかどうか、平氏一門は侃侃諤諤。誰について行くかって・・・。そんなの下らんと一蹴して一笑する清盛様は、そんなの気にせず面白う生きておれば良い!って、それじゃあいつまでたっても世の中は変わらず、自分だけ強がって面白い面白いと強情張ってくの?もうイイお歳でしょうにねええ。
ここで登場の平家の女衆、宗子様、明子様、秀子さま、父と兄弟のそれぞれの奥様。琴・琵琶・笙で合奏されてます。つまりこれ、ハーモニー?これよこれよ、お互いが協力し合って結束するのが一番肝要とその場をまとめたのはやっぱり一門の長、忠盛様でございました~。
相変わらず源氏物語に夢見る乙女の時子様、そこに訪ねてらっしゃった明子様。頼みごとがあるご様子です。明子様はその琵琶の腕を見込まれて貴族の娘さんのための音楽教室を開講するそうで、琵琶と言えばすでに時子様が一番弟子だったでしょう?で、教室のお手伝いをお願いしたいと。最初は断っていた時子さんですが、生徒さんと一緒に清盛様の館にやって来られました。って、ぜんぜんダメじゃないの!音があってない!調音もできないって、初歩の初歩でしょおおお!!!
後に清盛様の二番目の奥様になる時子様ですけど、清盛様は顔も覚えてらっしゃらない!まあああっニャンと無礼な!二度も会うてるではござりませぬか!こここ、このアタクシを忘れていただなんてっ!きいいいっ!相変わらず無礼な光らない君!とまあ、コミカル要員ですか時子様まで~。
日が改まりまして、お相撲に興じる清太清次のご兄弟、でもお相撲そこのけで母上に甘えちゃって、そこに清盛パパがやって来て楽しげな親子のシーンですねええ。ご兄弟のお尻がかわいい~。
そこであらためて明子様がおっしゃるのは盛国殿の縁談話。お相手は波子様。先だって見かけたであろうとおっしゃるのは・・・ああきっと例の琵琶教室ですね!それっぽい描写がございましたわ!綺麗どころがわんさかと集まってきちゃって、さぞや男衆は目の保養になった事でしょう。
お酒の入らない盛国殿は恋には疎い引込み思案みたいで、私にはまだまだ学ばねばならぬことが多く・・・と辞退されてます。短気な清盛様はご立腹!これはきっと盛国殿、自分が漁師の生まれである事を気にしてるんでしょう。明子様はまた盛国殿を捕まえて、そなたは立派な武士じゃ!そして誰よりも清盛様に尽くしてくれておる!それに報いたい、どうか殿と私に婚礼の支度を整えさせてはくれぬかと明子様が優しく包み込むような笑顔でおっしゃれば、盛国殿ははは~と快諾!縁談成立!!
その夜、改めて清盛様が明子様にいうよう、まことそなたは琵琶のごとき女子じゃ、決して目立たぬが要となって家を支えてくれておる、そなたがおらねば俺は何もできぬと。こんだけべた褒めで持ち上げちゃったら・・・やっぱりフラグカシラ?
結束
その頃東国では~・・・無礼講?大宴会?源義朝様が波多野義通殿ご一統をを家来にされたご様子。波多野氏って、今の秦野市に繋がる相模武士でしたっけ?義朝様にはすでに凄みって言うか、王者の風格が漂いだしましたねええ~。
後日波多野義通殿の妹の通子様が義朝様の寝床を訪ねて・・・。あらまああ!男らしい!こうして義朝様の息子様朝長様が誕生!・・・え、すでに前年三浦義明殿の娘との間にご長男義平様も誕生されてたっ???ちょうなんですか~~~。
でもずいぶんとまた、あっちこっちで子供を作って、それで結束を固めて勢力を伸ばしていくって言う戦略ですか。頑張りますねええ義朝様。
あっ!忘れちゃいけない方がいました!由良姫様!義朝様を心の中では追い求めながら為義様のお館を重ねてご訪問。為義様を叱咤激励?しっかりして欲しいという事?私はただ義朝殿にお会いしとうて・・・一途ですねええ~!そんなに恋しいのなら東国に行かれたらよろしいですのに~~。
追放
御所の中では得子様のさらなる陰謀が進行中。産着に呪いの言葉を書いて得子様を呪詛したとして、待賢門院璋子様のお付の者を南国土佐へ流刑に処すると言い出されました。今でしたらさぞやお魚や野菜のおいしい、そしてお酒もおいしい良いところっていう印象ですけど、やっぱり流刑地と思えば気ぃ悪い・・・どころの話じゃないですね!これはいつぞや得子様が女の子を産まれたときに璋子様が贈って、得子様がムキーっと叩きつけていたあの産着ですって?じゃあねつ造決定じゃないですかっ!
堀河局はムキーっ!でも待賢門院様は慌てず騒がず、これは救いだと・・。鳥羽法皇を苦しめ崇徳上皇を苦しめ義清様を出家に追いやった私の愚かさを突き付けてくださったのじゃ。ああもう観念されてらっしゃる?この後待賢門院様は堀河局以下ご一行を道連れに頭を丸めて出家されました。平安末期の呪いの少女人形様もこれにて一巻のオシャマンベ?
発症
清盛様夫妻が神社に参詣。前には神仏にすがることを良しとしない気の強いところを見せた明子様ですが、今ではコロッと宗旨替え?夫の健康と息子たちの成長と家来たちの事や一門の事や・・いろいろ願ってますねええ。清盛様は妻の健康と琵琶の技術向上等々お願いしております。最後に明子様がお願いしたのは、今年こそは殿と一緒に海で船に乗れますように!ご結婚時からのお約束でしたものねええ~。
神社から出たところでたまたま見かけたホームレス。心優しき明子様はたちまち駆け寄ってご介抱。
でもこの親切が仇となりまして、明子様は流行り病にかかってしまいました。治せる薬がないのでござりますというお医者様。清盛様はお医者さんに八つ当たり?宋の薬を手に入れよ!そんなん勝手にはできしまへんえ~。って、お庭に走り出た?このまま自分で博多へ向かうつもり?押しとどめる盛国殿を殴りつけての押し問答!そんなところに駆けつける明子様実のお父上の元章殿!平田満様、平伏するお芝居が本当によくお似合い!
またも明子様の病室に突貫しようとする清盛様を明子様父上の基章殿が押しとどめた!なりませぬ!平氏のご嫡男の清盛様にもしものことあれば明子はもっと苦しむことになりましょう!これは実の父でないと言えないセリフですよねええ~。切実な心境なんでしょうねええ~。平田満様、泣き顔のお芝居が本当によく似合いですよねええ~。
悲涙
清盛様の館に時子様がやって来て、母の受難におびえる清太・清次兄弟に遭遇。変な雰囲気?陰々と流れる僧たちの祈祷の声。ご一門も駆けつけてらっしゃいました。どうしようもなく慌てふためいて陰陽師を呼べとか言い出している清盛様。それを戒める忠盛様。そんなところに琵琶の音?
時子様が清太・清次ご兄弟の心を慰めようと琵琶を弾いてらっしゃいます。これを聞いて、隔離された死の床の明子様が意識回復。さっそく基章殿が駆けつけ、清盛様も止める盛国殿を引きずって駆け寄っちゃいました。死んではならぬぞ!約束したではないか~~~二人で船に乗り海を見ようと~~~と叫ばれます。明子様は虫の息で、もう十分に見せていただきました、大きな船も海の景色も殿の目に映っていたから・・・。明子は幸せにござりました。どうか悲しまないでくださりませ・・・・。
とうとう帳を開けて中に入った清盛様!ですがすでにご臨終!呼んでもゆすっても目を開けてはくれません。悲しみのあまり怒り狂った清盛様!ご平癒をご祈願していた僧たちに向かって乱暴狼藉!蹴った!殴った!明子を甦らせよさもなくば生きてここから返さぬ!うわっ剣まで抜いちゃったあああ!これは弱い者いじめでしょおお!
狂乱の清盛様をまたも抱き留めて諌める盛国殿。恨むなら宋の薬を求めるを許さぬ法を恨みなされませ!疫病を止められぬ朝廷をお恨みなされませ!そしてみなが健やかに生きられる世を殿ががお作りくださりませええええっ!それこそが明子様の夢見た景色と言われた清盛様。号泣!ご兄弟を膝枕で慰めている時子様にも涙。
これがもののけの涙?今さらながら清盛様に流れるもののけの血を思い出すんですか忠盛様。最後の方で印象に残ったのは盛国殿の上川様の力強い悲しみですかねええ。自分も散々お世話になった方が空しくなって、だからこそ余計に主を支えねばという責任感をいっぱいに漲らせてらっしゃって・・・
私的にはもうこれでここらへんで清盛様には是非是非、自分が面白く生きるのではなく、このつまらない世を変えてやるっていう方角に舵を切っていただきたいんですけどねええ~。
今週の見どころ~
得子の野心は国母!私は国母になるううう!つまりわが子を天皇にしたいってわけ。で、今やすでに皇太子、更なる一手やいかに~~?
今週のアバン~
義清様断髪シーン。場面変わって待賢門院璋子様。義清は私の罪深さを背負って出家したようなものじゃ、すまぬ事をしたとおっしゃいます。傍らの堀河局、それは違いますと。義清殿は初めて、人が人を愛しく思う事の罪深さを知ったのです、璋子様こそが身を捨てて教えたのです、と~~~。
なんと申しますか、今週の見どころをアバンに取り込んじゃってもいいような感じがしてまいりましたけどねええ~。あるいは逆に、アバンタイトル部分も見どころの方に取り込んじゃっても良いような・・・。
兄弟
浮かぬお顔の崇徳帝の内裏に呼び出された清盛様。どうして義清様が出家したのかを追及されております。ですよね~、崇徳帝のお気に入りが急にいなくなっちゃったんですものねえ。
清盛様、恐れながらと切り出したのはお互いの出生の秘密。あああああっ!考えて見たら腹違いのご兄弟じゃないですかこのお二人っ!いやああ、奇遇ですねえ、兄弟!
白河院の禁断のお子様ゆえ、義理の父の鳥羽院からは叔父子叔父子・・・そう呼べと言い出したのは実の母の璋子様ですけどねえ・・・まあとにかく叔父子と呼ばれて疎んじられてきた崇徳帝、実の父から命を狙われ目の前で母を射殺された清盛様。
されどもののけのごときお方にいつまでも振り回されるのは御免こうむりたく、この醜き世を!私なりに面白う生きてまいる所存にござります!!!言っちゃいましたねええ~ずいぶん力強く~~~。つまりこれ、マイブラザーに贈るエールだったわけですよね!俺もこう生きる、お前も頑張って生きろって!
でも己が面白く生きるって事だけを望んでいたんじゃあ、主人公としてはまだまだスケール感にかけてますかしら・・・。とはいえこのパートが本日の「もののけ」部分?
陰謀
崇徳帝にお子様誕生、重仁親王。すでに鳥羽院のお子の躰仁親王をご養子になさってましたっけ。って事は当の全の成り行きで、自分の実の子に帝の座を譲りたいとのご意向です。
でも鳥羽院は首を縦には振りません、すでにご自分の実の子で崇徳帝の養子の躰仁親王が東宮であって次の帝になるべきとおっしゃいます。これまでうじうじしているばかりだった崇徳帝ですが、今回ばかりは大反撃!血のつながりの薄きモノには譲りとうない!上皇様が叔父子の私を忌み嫌うと同じじゃ!と~~~。ずいぶん厭らしい言い方でしたねえ崇徳帝・・・。え、これがまさか清盛様悪い影響だったという演出ですかっ?
このニュースを聞いて関白藤原忠通様が息せき切って得子様の元に駆けつけてわめきたてますが、得子様は動ぜず・・・。何か策のあるご様子。
ここで得子様が崇徳帝に悪魔のささやき?重仁親王を帝にするためには、一度は躰仁親王に位を譲るべき、譲って上皇となり政治を掌握して、しかる後に躰仁親王に退位を迫り、重仁親王を帝にすればよい、と~~~。
人が良いって言うか世間知らずって言うか、どう考えても裏があるに違いないこんな言葉を真に受けちゃってその通りにしちゃいました!うわあ・・・。案のジョーの矢吹ジョー、躰仁親王への攘夷の宣命は、皇太弟に位を譲るとされてました!皇太子じゃなくて皇太弟!ってことは新帝の父は鳥羽院って事になり!崇徳帝の政治への影響力はひとえに風の前の塵に同じ~~~!一杯も二杯も食わされちゃってもうもうもうもう、勝負あった~~~!慌てて転んで取り乱してわめいてらっしゃる崇徳帝!弟に譲ったのでは朕は政ができぬ!謀りおったな得子~~!といくら吠えても負け犬の遠吠え!かなりここらへん、セリフで解説してくださってて、実にわかりやすかったですねええ。
こうして躰仁親王が近衛帝となられ、出家された鳥羽法皇が政治の実権を掌握し、得子様は国母となられまして候~~~。鳥羽法皇のツルツル頭、実にお似合いでした~。
縁談
風雲昇り龍で成り上がった得子様に取り入るべきかどうか、平氏一門は侃侃諤諤。誰について行くかって・・・。そんなの下らんと一蹴して一笑する清盛様は、そんなの気にせず面白う生きておれば良い!って、それじゃあいつまでたっても世の中は変わらず、自分だけ強がって面白い面白いと強情張ってくの?もうイイお歳でしょうにねええ。
ここで登場の平家の女衆、宗子様、明子様、秀子さま、父と兄弟のそれぞれの奥様。琴・琵琶・笙で合奏されてます。つまりこれ、ハーモニー?これよこれよ、お互いが協力し合って結束するのが一番肝要とその場をまとめたのはやっぱり一門の長、忠盛様でございました~。
相変わらず源氏物語に夢見る乙女の時子様、そこに訪ねてらっしゃった明子様。頼みごとがあるご様子です。明子様はその琵琶の腕を見込まれて貴族の娘さんのための音楽教室を開講するそうで、琵琶と言えばすでに時子様が一番弟子だったでしょう?で、教室のお手伝いをお願いしたいと。最初は断っていた時子さんですが、生徒さんと一緒に清盛様の館にやって来られました。って、ぜんぜんダメじゃないの!音があってない!調音もできないって、初歩の初歩でしょおおお!!!
後に清盛様の二番目の奥様になる時子様ですけど、清盛様は顔も覚えてらっしゃらない!まあああっニャンと無礼な!二度も会うてるではござりませぬか!こここ、このアタクシを忘れていただなんてっ!きいいいっ!相変わらず無礼な光らない君!とまあ、コミカル要員ですか時子様まで~。
日が改まりまして、お相撲に興じる清太清次のご兄弟、でもお相撲そこのけで母上に甘えちゃって、そこに清盛パパがやって来て楽しげな親子のシーンですねええ。ご兄弟のお尻がかわいい~。
そこであらためて明子様がおっしゃるのは盛国殿の縁談話。お相手は波子様。先だって見かけたであろうとおっしゃるのは・・・ああきっと例の琵琶教室ですね!それっぽい描写がございましたわ!綺麗どころがわんさかと集まってきちゃって、さぞや男衆は目の保養になった事でしょう。
お酒の入らない盛国殿は恋には疎い引込み思案みたいで、私にはまだまだ学ばねばならぬことが多く・・・と辞退されてます。短気な清盛様はご立腹!これはきっと盛国殿、自分が漁師の生まれである事を気にしてるんでしょう。明子様はまた盛国殿を捕まえて、そなたは立派な武士じゃ!そして誰よりも清盛様に尽くしてくれておる!それに報いたい、どうか殿と私に婚礼の支度を整えさせてはくれぬかと明子様が優しく包み込むような笑顔でおっしゃれば、盛国殿ははは~と快諾!縁談成立!!
その夜、改めて清盛様が明子様にいうよう、まことそなたは琵琶のごとき女子じゃ、決して目立たぬが要となって家を支えてくれておる、そなたがおらねば俺は何もできぬと。こんだけべた褒めで持ち上げちゃったら・・・やっぱりフラグカシラ?
結束
その頃東国では~・・・無礼講?大宴会?源義朝様が波多野義通殿ご一統をを家来にされたご様子。波多野氏って、今の秦野市に繋がる相模武士でしたっけ?義朝様にはすでに凄みって言うか、王者の風格が漂いだしましたねええ~。
後日波多野義通殿の妹の通子様が義朝様の寝床を訪ねて・・・。あらまああ!男らしい!こうして義朝様の息子様朝長様が誕生!・・・え、すでに前年三浦義明殿の娘との間にご長男義平様も誕生されてたっ???ちょうなんですか~~~。
でもずいぶんとまた、あっちこっちで子供を作って、それで結束を固めて勢力を伸ばしていくって言う戦略ですか。頑張りますねええ義朝様。
あっ!忘れちゃいけない方がいました!由良姫様!義朝様を心の中では追い求めながら為義様のお館を重ねてご訪問。為義様を叱咤激励?しっかりして欲しいという事?私はただ義朝殿にお会いしとうて・・・一途ですねええ~!そんなに恋しいのなら東国に行かれたらよろしいですのに~~。
追放
御所の中では得子様のさらなる陰謀が進行中。産着に呪いの言葉を書いて得子様を呪詛したとして、待賢門院璋子様のお付の者を南国土佐へ流刑に処すると言い出されました。今でしたらさぞやお魚や野菜のおいしい、そしてお酒もおいしい良いところっていう印象ですけど、やっぱり流刑地と思えば気ぃ悪い・・・どころの話じゃないですね!これはいつぞや得子様が女の子を産まれたときに璋子様が贈って、得子様がムキーっと叩きつけていたあの産着ですって?じゃあねつ造決定じゃないですかっ!
堀河局はムキーっ!でも待賢門院様は慌てず騒がず、これは救いだと・・。鳥羽法皇を苦しめ崇徳上皇を苦しめ義清様を出家に追いやった私の愚かさを突き付けてくださったのじゃ。ああもう観念されてらっしゃる?この後待賢門院様は堀河局以下ご一行を道連れに頭を丸めて出家されました。平安末期の呪いの少女人形様もこれにて一巻のオシャマンベ?
発症
清盛様夫妻が神社に参詣。前には神仏にすがることを良しとしない気の強いところを見せた明子様ですが、今ではコロッと宗旨替え?夫の健康と息子たちの成長と家来たちの事や一門の事や・・いろいろ願ってますねええ。清盛様は妻の健康と琵琶の技術向上等々お願いしております。最後に明子様がお願いしたのは、今年こそは殿と一緒に海で船に乗れますように!ご結婚時からのお約束でしたものねええ~。
神社から出たところでたまたま見かけたホームレス。心優しき明子様はたちまち駆け寄ってご介抱。
でもこの親切が仇となりまして、明子様は流行り病にかかってしまいました。治せる薬がないのでござりますというお医者様。清盛様はお医者さんに八つ当たり?宋の薬を手に入れよ!そんなん勝手にはできしまへんえ~。って、お庭に走り出た?このまま自分で博多へ向かうつもり?押しとどめる盛国殿を殴りつけての押し問答!そんなところに駆けつける明子様実のお父上の元章殿!平田満様、平伏するお芝居が本当によくお似合い!
またも明子様の病室に突貫しようとする清盛様を明子様父上の基章殿が押しとどめた!なりませぬ!平氏のご嫡男の清盛様にもしものことあれば明子はもっと苦しむことになりましょう!これは実の父でないと言えないセリフですよねええ~。切実な心境なんでしょうねええ~。平田満様、泣き顔のお芝居が本当によく似合いですよねええ~。
悲涙
清盛様の館に時子様がやって来て、母の受難におびえる清太・清次兄弟に遭遇。変な雰囲気?陰々と流れる僧たちの祈祷の声。ご一門も駆けつけてらっしゃいました。どうしようもなく慌てふためいて陰陽師を呼べとか言い出している清盛様。それを戒める忠盛様。そんなところに琵琶の音?
時子様が清太・清次ご兄弟の心を慰めようと琵琶を弾いてらっしゃいます。これを聞いて、隔離された死の床の明子様が意識回復。さっそく基章殿が駆けつけ、清盛様も止める盛国殿を引きずって駆け寄っちゃいました。死んではならぬぞ!約束したではないか~~~二人で船に乗り海を見ようと~~~と叫ばれます。明子様は虫の息で、もう十分に見せていただきました、大きな船も海の景色も殿の目に映っていたから・・・。明子は幸せにござりました。どうか悲しまないでくださりませ・・・・。
とうとう帳を開けて中に入った清盛様!ですがすでにご臨終!呼んでもゆすっても目を開けてはくれません。悲しみのあまり怒り狂った清盛様!ご平癒をご祈願していた僧たちに向かって乱暴狼藉!蹴った!殴った!明子を甦らせよさもなくば生きてここから返さぬ!うわっ剣まで抜いちゃったあああ!これは弱い者いじめでしょおお!
狂乱の清盛様をまたも抱き留めて諌める盛国殿。恨むなら宋の薬を求めるを許さぬ法を恨みなされませ!疫病を止められぬ朝廷をお恨みなされませ!そしてみなが健やかに生きられる世を殿ががお作りくださりませええええっ!それこそが明子様の夢見た景色と言われた清盛様。号泣!ご兄弟を膝枕で慰めている時子様にも涙。
これがもののけの涙?今さらながら清盛様に流れるもののけの血を思い出すんですか忠盛様。最後の方で印象に残ったのは盛国殿の上川様の力強い悲しみですかねええ。自分も散々お世話になった方が空しくなって、だからこそ余計に主を支えねばという責任感をいっぱいに漲らせてらっしゃって・・・
私的にはもうこれでここらへんで清盛様には是非是非、自分が面白く生きるのではなく、このつまらない世を変えてやるっていう方角に舵を切っていただきたいんですけどねええ~。
この記事へのコメント
今こうして、本編を視聴し終わって、その後、MX水曜どうでしょう新作を観て、
TVKでWWEを観て、今まさにウルトラゾーンを観ながらつらつら思い出しますに、
きっとお坊さんを蹴ったり殴ったり殺しちゃうとか言い出したりする姿!あそこなんでしょうねええ、もののけ~~~・・・
で、おもいっきし泣いていたから、もののけの涙!
まあちょっと分かりにくいっちゃあ分かりにくい感がございました。
私的にはむしろこう、明子様の死そのものをタイトルにして欲しかったかなああ、って~。
立てまくってましたねぇ。
妻を失った悲しみで泣き叫び暴れる様子が
もののけだと言いたかったんでしょうか...
タイトルの付け方がイマイチ分かりません(汗)
一体いくつ立ったのでしょう!っていうかわかりやす過ぎっていうか出木杉ちゃんっていうか・・
でもあれでもののけの涙ってのは、うう~~ん、崇徳帝と璋子様のもふくめてもののけの涙とまとめるにもちょおっと無理があり、
やっぱりこれだけ描くんなら明子様がらみのタイトルにして欲しかったかなああって~~~